2004年3月28日

繋がりのメディテーション

ちょっと楽な姿勢になって、自由にイメージしてみましょう。

あなたの大切な人をまずは思い浮かべてみて下さい。

次に、あなたが大切にしたい人を思い浮かべてみて下さい。

何人浮かんでも大丈夫。

もし、誰も思い浮かばないとしたら、あなたは今とても傷ついて、

すごく辛い状態にあるのかもしれません。

そういうときは傷ついた自分をイメージしてみましょう。


そして、あなたは椅子に座って、彼らを見つめています。

みんなはどんな表情をしているでしょうか?

そして、あなたのハートに手を当ててみましょう。

すると、あなたのハートから赤い光を放つ糸がするすると現れます。

まるで毛糸の玉から紡ぎ出されるように。

そして、その糸の端を握って、あなたの大切な人たちの一人に向けて

そっと投げてみましょう。

卵を投げるように、やさしく、やさしく。

するとハートから出た赤い光がその人のハートに向かって伸びていきます。

そして、その人のハートにすーっと溶け込んでいきます。

そして、その人の今の気持ちや体温が、

赤い糸を通じてあなたのハートに響いてきます。

それはどんな気持ちでしょうか?

温かいでしょうか?冷たいでしょうか?

ただ、何も言わずにその気持ちを感じていてください。

ただ、じっとその赤い糸を通じて流れてくる気持ちを感じてみて下さい。

十分に感じられたら、その人の隣の人に向けて、やさしく、やさしく、

糸の新しい切れ端を投げてみましょう。

前の人の赤い糸はずーっと繋がったままです。

先ほどと同じように、その人のハートに届いた赤い糸が、

あなたのハートにその気持ちと体温を届けてくれます。

それもじっと感じてみることにしましょう。

そして、また隣の人に、そしてまた、隣の人に、

順番に、一人ずつ、その赤い糸を繋げていきましょう。

そして、全員と糸を繋ぐことができたとき、

あなたは何を感じ、何を見て、彼らはどんな表情を見せてくれるでしょう?

それもただ、感じ続けてみて下さい。

from Hiroyuki Nemoto

2004年3月19日

映画やドラマを見る

皆さんは日々どれだけ映画やドラマを見ていますか?
私はめちゃんこよく見ます。ドラマは総なめに近いほどです。
昔は「あんなの・・・」と小馬鹿にしてて、ほとんど見なかったんです。
「ドラマなんて、所詮作り物。」「現実は厳しいのに。」
って考えてました。余裕がなかったんでしょうね。
だから楽しいとも思えませんでした。だけど今はこう思います。
余裕が欲しいからこそ、楽しいと思いたいからこそ見るんだと。

感情を感じてこころを豊かにしたいんですよね。

私の旦那様は超自立男なんです。本人はアクションやサスペンスが好きみたい
ですが、ドラマ(今は「僕と彼女と―」ですね)やアニメ、「ドラエもん」や
「ちびまるこちゃん」を見せるといとも簡単に泣く人でもあります。
「ほたるの墓」なんて、見ないうちから「泣く! みっともないでしょ!!」
と言うほどに泣いちゃう人です。
なぜなんでしょう。本人いわく、
「リラックスするからついぽろぽろ出ちゃう。」らしいです。

ドラマや映画って、自分があたかもその本人であるかのように、自然と出演者と
共感してしまいますよね。私はこれがすごくいいと思っています。

どきどきするシーンでは、手に汗握る緊張感が漂います。だけどほっとしたり、
感動したりすると、肩の力が抜けて安心しますよね。
人が見て感じたことを、抑えることなく、自然とこころのままに感じることが出
来るのが映画やドラマだと思っています。
普段私たちは生活している中では、なかなか出来ないことではないでしょうか。

辛いと感じたことがあったとしても、実際の状況でその考えを打ち消してしまった
り、悲しいと思っても、それを表現できない状態や場所だったりして感じたこと
と逆である行動を取ったりすることが多いんじゃないかと思います。
こころで感じたことと頭で考えることが一致しないことって多いと思うんですね。

だけど映画やドラマを見てるときはそうじゃないと思いませんか?
すごく辛くて悲しいシーンに
「泣いちゃ駄目よ。」「ああ、悔しい! あともうちょっとだったのに!!
腹が立つ!! あ、でもこんなことくらいで怒っちゃ駄目だわ!」
などと感じる人は非常に少ないと思います。(笑)

ただこころで感じたままの感情に浸れる。それが映画やドラマだと思います。
そんな機会を多くすることによって、感情というものに慣れてきます。
慣れると、自分が
「今怒ってるんだ。」
「悲しいんだ。」
ということにも敏感になってくると思います。敏感になると自分が今何を感じてる
のか、何をしたいのかということを考えるのも難しくなくなると思います。

こころのままに感じてみることは、人と人とが上手につながっていくためにも、
とても大切で、必要なものだと私は思っています。

より豊かに、より楽しく生きるために、一番身近で楽しいリラックス方法でもあ
り、そして感情と仲良くなって上手に表現出来るための娯楽として、より多くの
映画やドラマに触れてみませんか?

from Noriko Ogawa

2004年3月14日

失敗を望んでみよう

カウンセリングをしていると、人とうまくコミュニケーションが
とれない、と悩んでいる方が結構いらっしゃるようです。

「どんなことを言ったら面白いだろう・・・?」
「相手はどんな答えを望んでいるんだろうか?」
「いったい何の話をすればいいわけ?」

相手に満足してもらおう、無難に会話をしようと思う度合いだけ、
緊張してしまう自分が現れだして、それがうまくいかない結果に
つながってしまう・・・。
この悪循環をわかっていながらも、抜け出せずに困っていらっしゃる
方が実に多いんです。

皆さん、とても真面目な方なんですよね。
相手に気分良くなって欲しいという気持ちや、嫌な気分になって欲しくない
という思いが、会話を成功させたい!というプレッシャーになっている
ようです。

そしてそこにはもう一つ、失敗することへの怖れが隠れています。
失敗してしまった自分が想像できないから、失敗するのが怖い・・・。

見えない恐怖、って怖いですよね。
それは例えるならば、自分の横でどんどん風船が大きくふくらんでいく
ようなものです。いつ割れるのかわからない。
もしもその時に自分が針を持っていたら、風船に針を自分で刺して、
割れるタイミングをコントロールしたくなりませんか?
いきなり割れるより、覚悟して割れてくれたほうがまだいいですからね。

そういった理由で、なぜか相手の前でわざと失敗してしまう自分がいる、
という方もいらっしゃいます。

まず前提として、どんなに人間関係が円滑そうに見える人でも、
失敗したことの無い人なんていないんだよ、という側面を見てくださいね。
次に、今回のようにコミュニケーションに問題意識を抱えている方の中で、
もしも今までの人生の中であまり失敗したことがない、と感じている方が
いらっしゃるなら、失敗をしてこなかったことが失敗だったのかもしれない、
と考えてみてください。

ではどうすればこの状態を断ち切ることができるでしょうか?

ここでは、真面目だという魅力を最大限に生かし、発想の転換をすることを
お勧めします。

今後、苦手な対人関係のシチュエーションに遭遇したら、

「どんなことを言えば私は失敗できるだろうか?」

ということを、真面目に一生懸命に考えてみてください。
ここでしてはいけないのは、「何も言わずに気まずくなる」という
選択肢を選ぶことです。
どうせ失敗するならば、何かを言って失敗しましょう。

そう考えながらも、会話がうまくいったとしたらそれはラッキーです。
自分の運の良さを誇りに思いましょう。

もしも考えたとおりに失敗したとしても、気落ちしないでください。
だって、思惑通りに失敗することができたんですから。
失敗することに成功したんだから、すごいです(笑)。

失敗することを一生懸命に考え続けた結果、馬鹿馬鹿しくなるかも
しれませんね。それでも全然かまわないです。
「馬鹿馬鹿しいわ〜」という気持ちが緊張を解きほぐし、心の余裕を
作ることが出来ると思います。

逆説的な考え方ですが、面白いエクササイズだと思いますよ〜。

from Dai Takahashi

2004年3月 7日

心のストレスに気づく

心が疲れてしんどい時、ちょっとひと息ついて、ゆっくりと呼吸をしてみて
下さい。
あなたは、今楽しいですか?それとも疲れてますか?腹がたってますか?
悲しい?淋しい?不安ですか?・・・もしくは、なんだかよくわからない
感じでしょうか?

最初は、何も感じられない、もやもやしてて、よくわからない、
そんな人もいるでしょう。
その時は、ゆっくりと呼吸を続けながら、自分に話しかけてみてもいいでしょう。

「今日、あいつにあんなこと言われて、腹たったよな」
「こんな仕事続けてるけど、本当はどう感じてる?」
「彼にはあんなふうに言ってしまったけど、ほんとは寂しいよね・・・」

繰り返しているうちに、少しづつ、自分の感情にも気づけるようになってきます。
そんなことを自分が感じてると知ってしまったら、
今まで我慢してやってきたことが出来なくなってしまう・・・それでいいんですよ。
心の痛みに気づいたら、それを取り除いてあげればいいのか、
それとも、それに対する自分自身の捉え方を変えていくべきなのか、
選択していくことができます。

感情があふれてきて苦しい時は、自分が今何を感じているかみていきましょう。
まずは、その中から一つの感情を選んでみましょう。例えば怒りがあるとしたら、
見捨てられた怒り?
理解されない怒り?
愛されない怒り?
愛させてもらえない怒り?
直感で答えてもかまいません。できるだけしっかりと感じてみましょう。
よくわからなかったら、そのわからない感じを感じてみて下さい。

その感情は、あなたの体のどの辺りにあるでしょうか?
胃の辺り?それとも心臓の辺りでしくしく痛んでいるでしょうか?
のどの辺りで詰まっている感じですか?

体のどこにあるのかわかったら、より鮮明にイメージしてみましょう。
その感情は、どれくらいの大きさで、どんな形をしていますか?
色は何色でしょう?赤?どす黒い?灰色?
触ってみたらどんな感じですか?硬いですか?ぐにゃぐにゃしてますか?
あったかいですか?それとも冷たいでしょうか。

だんだんはっきりしてきたら、今度はそこにむかって深く息を吸いこんで下さい。
息を吐き出すと同時に、その感情の物体が、
呼吸とともに口から体の外に出ていくところをイメージします。
形が大きい人は、1回では出ていかないかもしれませんね。
その時は、全部出し切るまで呼吸を繰り返します。

出し切ったあとの体の中の穴の部分に、また深く息を吸い込んであげます。
そして、今度は息とともにクリアな光がその穴いっぱいに満ちていく
イメージをします。
その光の暖かさが体いっぱいに伝わっていくのを感じましょう。

ストレスも、それが自分にとってストレスになることだと気づいてあげると、
ずい分違ってきます。
ストレスをストレスと感じないままにしてしまうと、それが慢性化してきて、
それを無いものとして感覚を麻痺させてしまったりもします。
それでも、それが例えば仕事であったなら、やらなければいけない時もある
でしょう。
そんな時は、自分にひと言、声をかけてあげて下さい。

「ちょっとこれから、しんどいことさせるけど、ごめんな」
「しばらくきついと思うけど、許してね」

そして、やり終えたあとは、そんな自分に「頑張ったね、ありがとう」と
言ってあげましょう。

そして、それでもすごくつらい時は、またゆっくりと呼吸に意識を向けて
みましょう。
吸って、吐いて、また吸って〜、吐いて〜・・・
息が自分の体の中に入っていって、そしてまた出ていくことだけに意識を
向けます。
呼吸に意識を向けるだけでも、気持ちを落ち着かせる効果があります。

つらい時、自分が何を感じているのか、意外にわかってないことが
多いものです。
わからない感情も、形が見えてきたら、そんなに恐いものではなく
なってきます。
たまってしまったストレスは、感覚を麻痺させても消えるものでは
ありません。
このエクササイズで、少しでもそのストレスを軽くしてあげて下さいね。
でも、その原因となるものを放っておかないことも大切です。
心の風邪のひき始め、その兆候を見逃さないでケアしてあげましょう。

from Hiromi Kitakami