2004年5月29日

心を洗うメディテーション

疲れが溜まったり、しんどい気持ちで心がいっぱいになってきたりすると、
僕たちは自然と気力を失っていき、不安や恐れに取り囲まれるようになります。
そうしたネガティブな感情を感じて解放してあげることがカウンセリングや
セラピーの一つのアプローチですが、また別のアプローチとして、
ポジティブなエネルギーを受け取ることで、ネガティブなものを洗い流すような
セラピーをしていくこともあります。

コップに入っている濁っている水を一旦全部開けてからきれいな水を入れるのが
前者のやり方ならば、濁った水にきれいな水を直接流し込んで、徐々にきれいな
水に変えていくのが後者の考え方ですね。

今日はそんな後者のアプローチの一つを簡単な瞑想を通じてご紹介しましょう。

ソファやベッドに腰掛けたり、横になって目を瞑って見ましょう。
深呼吸をしながら、全身の力をゆっくりと抜いていきます。
頭から順番にただ「力を抜いてみよう」とだけ思ってみて下さい。
頭、顔、首、肩、背中・・・つま先までゆっくりと呼吸とともに、
力が抜いていくようなイメージをしてみます。

うまくやろうとするとうまくいかないものです。
できる範囲でやってみるのがコツです。

そして、今、自分が自然の中にいるようなイメージをしてみましょう。
それはどこでしょうか?
海辺でしょうか。
草原でしょうか。
森の中のような感じでしょうか。
それとも雲の上?

そしてあなたはどんな服を着ているでしょう?
その服を感じてみましょう。
どんな生地でできているのでしょうね。

次に風を感じてみましょう。
どの方向から、どんな風が吹いているでしょうか。
イメージの力を使って、その風があなたの肌を撫で、
そして、体の中を通してあげましょう。
これは少し難しいかもしれないので、
今できる範囲で感じてみれば十分です。

大きく呼吸を繰り返しながら、その風が運んでくる香りを感じてみましょう。
草の香り、潮の香り、あるいは何も香りはないかもしれません。

次に太陽の光を感じてみましょう。
どの角度から太陽は当っているでしょうか。
熱い日差しを感じるでしょうか?
それとも、やわらかな、穏やかな日差しでしょうか?

それもただ、感じてみます。
そうすると、皮膚を通じて、その太陽の光や温かさがあなたの体の中に
染み込んでいきます。
ゆっくりと、でも、確実に。

そして、そのイメージと共にあなたの体の反応を感じてみましょう。
体がぽかぽかと暖かくなっていくのを感じるかもしれません。
体のどこか一部がとても熱く感じられるかもしれません。
それもただ感じていきましょう。

そして、体中が温かさで満たされるまでただイメージを続けて見ます。

この瞑想の途中で眠ってしまってももちろんかまいません。
感情や状況をコントロールしようとはせず、
ただ、イメージしながら、気持ちや体の変化を感じてみることが
とても大切なのです。

一日の終わりに、疲れを流すために使ってみていただきたい瞑想です。

from Hiroyuki Nemoto

2004年5月22日

大きく深呼吸を

悩んだとき、緊張したとき、または気合を入れる前など、
私はよく大きく深呼吸をします。
誰にでも思いつくこと。そして誰にでも簡単にいつでも出来ること。
だけどなかなか実行には移さなかったりするんですよね。

人は緊張すると、身体が縮こまって硬くなります。
身体全体に力が入ると当然、肩がこります。姿勢が悪くなったりもしますね。
そして何よりも大きく影響するのが呼吸。
息苦しくなるんですよね。呼吸が浅くなってしまいますから。

緊張感というのは日々の生活でもあちこちで出るもんなんですよね。
パソコンをしてるときも、ゲームに夢中になってるときも、映画を観て
いるときも
そして人と話したり遊んでるときですら、この症状は出ます。

一点に集中すると、当然力が入りますからね。

私は昔呼吸の浅い子でした。ひきつるような呼吸をしなければ酸素が吸えない
という症状に悩まされた時期が2年ほどあります。
そのときによく自分で自分に言い聞かせていました。
「はい、大きく息を吸ってー、吐いてー、吸ってー、吐いてー」って。
そうすると落ち着いたんですよね。

私はとても小さなことでも頭を悩ませてしまう人間です。
悩み出すと身体を小さくして頭を抱えたり、うつむいて考えたりということを
すぐしてしまいますが、これはますます呼吸を浅くさせ、自分自身を苦しめて
しまう行動なんですよね。だけどぴんと背筋を伸ばし真正面を向いて悩む人は
あまりいないと思います。いたらちょっと怖いですね・・・。
悩みの中に入ってしまってると、ついこういう格好をとってしまいがちですが、
そのときに気づいてくださいね。深呼吸してみようって。

10秒でいいから身体を起こして大きく深呼吸してください。
大きく吸って、吐いてを3回ほどで構わないんです。
悩みが解決するわけではないけれど、少なくとも息苦しさは随分改善されます。
小さい頃から悩み出すと、私は身体全体で大きく手を広げながら私は深呼吸して
息苦しさを少し楽にさせるんです。今でもよくやる小川の簡単エクササイズ♪

一度お試しくださいね。

from Ogawa Noriko

2004年5月14日

目で微笑む

例えば初対面のような、あまり親しくない人と接した時、どのような表情を
すればいいのかわからない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった時、好感をもってもらおうとして笑顔を作ろうとする気持ちは
とても自然なものですよね。
でもその笑顔を口で作ろうとすると悲惨です。
引きつった表情になってしまいます(笑)。

今回のエクササイズは、とても簡単です。
『目で微笑む』というフレーズを忘れないでください。ただそれだけです。
笑顔は口ではなく、目で作るんですね。

口は動かすことで笑顔の形を作ることができるけれど、目は笑顔の形を
作ることができない、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
はい、その通りです。

作る必要は無いんです。目で微笑もうという気持ちを持ってください。

人間の体の中で唯一、目だけは嘘をつくことが出来ないそうです。
自分自身の感情を素直に表してしまうのでしょうね。
恥ずかしがり屋さんは、人と目を合わせることができませんよね。
自分がどんなことを考えているのか、悟られてしまいそうな危機感を直感的に
感じているのかもしれません。

だったら、心の中で微笑む気持ちを持ちましょう。
そして、心の中で微笑む気持ちを、目に伝えましょう。
それが出来るようになった時、顔の表情はごく自然に、無意識のうちに
まったく違うものになります。
目の周りには笑顔の線ができ、顔全体の表情が明るくなりますよ。

もしも、どんな表情をしたら良いのかわからない、と感じるシチュエーションが
訪れてしまった時は、この『目で微笑む』という基本的な原則を思い出して
くださいね。

from Takahasi Dai

2004年5月10日

高いところから眺めてみよう

毎日の生活の中で、ストレスに感じること、悩み・問題、
いろんなことがあって、いろんなことを感じていますよね。
同じ体験をしても、それをストレスと感じるか、感じないかは、
人それぞれ大きく違ってきます。
小さな出来事にこだわらないようにしていくエクササイズです。

さて、今日は、苦しんでいるその自分の体を抜け出してみましょう。
まずは5mくらい上から自分自身を眺めてみましょう。
次に、もっと上、5階建てビルの屋上くらいの高さから、自分を見てみましょう。
怒りや悲しみ・不満・不安・寂しさ・嫉妬など、
そういった感情の全てを、自分の体の中に残して、
どんどんどんどん、上へ、上へと上がっていきます。
自分の体が、それに従ってどんどんちっちゃくなっていくのが見えます。

色とりどりのビーズをたくさん並べてみて、
そのうちの一つが、眼下にちっちゃく見えている自分だと思ってみましょう。
友達や、彼や彼女や、家族の一人一人、そして会社の上司、
近所のおばちゃん、コンビニの店員さん、旦那や奥様、
一つ一つのビーズに、自分の周りの人を当てはめてみましょう。
自分の考え・感じている感情の全ては、
そのビーズの中に置いて見てみましょう。

今日一日に起こった出来事や、何かつらい体験があった時のことなど、
そのビーズの一つ一つが感じたり、話したりしているのをイメージしてみて下さい。

高いところからの視点が持てるようになると、
自分の問題も、客観的に見ることもできるようになってきます。
一粒一粒のビーズが周りと語り合っているのを眺めているうちに、
周りと自分とを対等に評価したり、自分の問題だけにこだわらなくなってきます。

ずっとず〜っと上の方からビーズ全体を見渡してみて、高いところにいる今の
あなたの視点から、このビーズ全体に必要なものは何か、特定の誰かに
こだわらないで、考えてみましょう。
その答えが浮かんできたら、次に、そのためにあなたのビーズは、
どんなふうに動いて、何を語り、何を感じるといいでしょうか?
その中でできることから、実際に行動に移してみましょう。

これを繰り返していくうちに、より大きな視野で物事が見れるようになって
いきますから、
出口が見えなくなってしまって迷路に迷い込んでしまったように感じるときなど、
感情の抜け道ができたり、新たな選択肢が見えやすくなってくるでしょう。

from Kitakami Hitomi