2005年4月30日

相手の目になってみよう

どうして、うまく伝わらないんだろう?
うまくコミュニケーションとれていないなあ・・

会話でつまづくときってありますよね。
親子や夫婦、恋人や友達、職場の上司に部下、ご近所さん・・などなど。
そういうときは、大なり小なり相手に察してほしいという期待が
隠れているものです。

理解してもらいたいあまりに
「どのように伝えるか」と自分の言葉ばかりに意識が向いてしまい、
「どのように伝わっているのか」相手がどのようなメッセージを
受け取っているのかを見る余裕がなくなるんですね。

また一見「どのように伝わっているのか」相手を見ているつもりでも、
実は相手の目に映っている自分のことばかりが気になっていて
全く見ていなかったことも少なくありません。


今日は相手の目になってみるエクササイズをやってみましょう。

いすを3つ用意してくださいね。
「自分」「相手」「第3者」のいすです。
「自分」と「相手」のいすはお互いに向き合わせてください。
それを眺めるように「第3者」のいすを配置します。

可能であれば、実際に会話する状況に近い場面設定をしたほうが
よりリアルに感じられていいかもしれません。
たとえば親子や夫婦であればいつも座っている食卓やソファを使ったり、
友達であれば行ったことのある喫茶店でやってみてくださいね。

そして気になっている会話をひとつ選んでください。

1.最初に「自分」のいすに座ります。

 そのときの状況を再現してくださいね。
 できるだけありありとイメージしてみましょう。
 目の前の相手に対して、どのような気持ちが出てきましたか。
 どのように相手に伝えているでしょうか。

2.一度別の動作(水を飲む、トイレに行くなど)を入れて
  今度は「相手」のいすに座ってみましょう。

 そして、相手の目になってさきほどの「自分」をただ眺めてみてください。
 違う人を見るように「自分」を見るのがポイントです。
 目の前の「自分」はどんな表情をしているでしょうか。
 それを見てどんな気持ちになるでしょう。
 「自分」の言葉はどのような響きを持ってあなたに届いているでしょうか。
 それを聞いてどんな感情があがってきますか。

 別の動作は頭をリセットするために行います。
 
3.また別の動作を入れて
  次に「第3者」のいすに座ってみてください。

 「自分」と「相手」が会話しているところをイメージしてくださいね。
 二人の会話はあなたの目にはどのように映るでしょうか。
 それを見てどんな気持ちになりますか。

 第3者のいすに座ることによって、
 さらに違った視点で二人の会話を眺めることができます。

4.別の動作を入れてふたたび「自分」のいすに座ります。

 今までの段階で何か気付きはありましたか。
 「自分」の言葉や態度それに乗せる気持ちを変えてみる余地があれば
 差し替えて再度伝えてみてください。
 そして2〜3を繰り返してくださいね。
 今度は「相手」や「第3者」はどのように感じたでしょうか。
 

頭だけで想像するのではなく、実際に体を動かして体感することで
より相手の目になることができます。
小さな気付きが相手とのつながりを感じることのできる大きな一歩になると
いいですね。

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2005年4月22日

手紙を書いてみましょう

今回は、毎日忙しく動き回っている方へのエクササイズです!
身体が動き回っている方も、気が忙しい方も、30分だけお付き合いく
ださい。

最近、ペンを持って紙に文章を書いていますか?
PC時代なので、字を書くといっても、宅配が来た時にサインをする時
とか、メモをとる時の走り書きくらいかもしれませんね。
今日は、紙にペンで手紙を書いてみましょう。


まず、指馴染みのいいペンを選びます。
そして、便箋を選びます。気に入ったものを使ってください。
さて、手紙を書いていくのですが、いきなり、「手紙を書け」と言われ
ても、
誰に?どんな?
って、困ってしまいますよね。

便箋以外の紙を用意してください何でもいいです。いっぱい練習できる
ように。
そして、ペンを使って、紙に字を書いてみましょう。
慣れ親しんでいる自分の名前。

書きましたか?

その書かれた自分の名前を眺めてください。

その字は、どんな感じですか?
大きい?小さい?強そう?弱そう?ひねくれている?
いろんな字の形があると思います。
その名前の横に、その字を見た感想を書いてください。

そして、声に出してそれを読みます。

ちゃんと名前から読んでくださいよ(^^)

しっかり読めますか?恥ずかしいですか?

今感じているものを感じながら、もう一度、今度は書く前に深呼吸をし
て一文字ずつゆっくり、自分の名前を書きます。

納得いく字がかけましたか?

時間があれば、そこそこ納得いく字になるまで、練習をしていただきた
いですね。
納得いった人も、いかなかった人も、最終段階は便箋を使います。

その便箋に、いっぱい練習をした自分の名前を書きましょう。
書き出しは、
『○○○○(←もちろん自分の名前)様』

内容ですが、一番最初に名前の横に書いた感想を自分宛に書いてあげて
ください。
『私は、あなたの事をこう感じていました』
そこに、+α色々書いてもらって結構です。

さて最後にこの言葉で締めてください。
『今日までありがとう。これからもよろしく』

恥ずかしさが出ているかもしれませんが、さらに、今書いたその手紙を
声に出して読んでください。
さらに、恥ずかしいかもしれないですが、出来るなら、その手紙を親
しい人に、自分に向かって読んでもらってください。

つらつらと、私はこのエクササイズを書いていますが、やるほうは本当
に根性がいると思います。
もちろん最後まで出来れば万歳ですが、途中まででも挑戦してみて下
さい。
どの部分から、抵抗が出てくるかを自分で理解する事が出来ます。

極端な話、最初の自分の名前を書くところから、嫌な感情が出てくる
方もいるかもしれません。
自分の名前に何かしらの抵抗があると、周りからの愛情を受け取るのに
抵抗が出ているかもしれないので、チェックしてみてください。

文字を書くこと、その一画一画に書いた人の気持ちや感情が入って文字
に現れます。
字(しかも自分の名前)を見て感じた感情は、普段に自分の中にある自
分への想いかもしれません。

文字は練習をすれば、綺麗に整ってきます。そして、綺麗に自分の味が
出た字になってきます。

私達も、いろんな自分の感情を見ることで、自分の味が出てきて、輝い
て来るんですよね。

私は、手紙を書くワークショップを行っていたことがあります。
このエクササイズを書いていたら、またしたくなりました。


from Kazuyo Kino

2005年4月16日

50%の私でリラックス♪

カウンセラーとして相談してくださる方のお話を聞いていると、皆さん
本当に一生懸命なんですね。そして自分に厳しい方が多いと思い
ます。
「完璧には出来なくて・・・。」
「いつもきちんと出来なくて・・・。」
「私は手を抜いてばかりいるんです・・・。」
そんな言葉をとても多く聞きます。
だけど、ほとんどの方が、私から見ると、もう充分やっているんですよ。
なのに更に自分を厳しくしてしまうようです。
そのままでは不十分な私・・・という気持ちがある方が多いので、まだ
まだこんなことで満足してはいけないと、自分にいいきかせ、皆さん無
理をしてまで、100%の自分をつくろうとしているようです。

人にはこころがあるのだから、完全に完璧な状態を維持し続けるのは
まず不可能だと私は思うんですね。

100%であろうとする。完璧になりたい。
この気持ちは悪いことではありません。むしろ、向上心ですが、100%
になろうとすると、余裕がなくなると思うんです。

だから私は50%の自分作りをお勧めします。

100%の力を出そうとすると出来ないことではありませんが、そのために
自由がなかったり、余裕がなかったりすると、いらいらを人にぶつけてし
まったり、しんどくてふらふらになったりで、自分の身体にもいいことはあり
ませんし、あなたを見ている友人や家族に対しても、楽に接することが
出来なくなってしまうと思うんですよね。

例えば私の場合。
この年でようやく人とのコミュニケーションが出来るようになり、カウンセ
ラーとして活動できて、私はとても嬉しかったので、カウンセラーなりた
てのころは、がむしゃらに頑張ったんですね。例えば休憩時間を取る
にしても、この一時間をお電話にあてることが出来れば一人でも多く
の人のお話が出来ると考え、休みをあまりとることなくカウンセリングを
続けていました。いつもカウンセリングが終わったら、
「ここが出来ていなかった。」
「こうしてあげたらよかったのに!」
と、厳しく自分に叱咤して。。。。
完璧に出来ていない自分、完璧であらなければならない自分を作る
ことに必死になってしまったんです。だけど私はその影で、旦那様を
ずっと一人ぼっちにしていたことに気づきました。
出来てない自分にいらいらして、彼にあたることが多かったり、家の中
のことが、主婦でありながらほとんど出来てなかったり・・・。
「すごく忙しそうだね。。。」
彼が言ったこの一言で私はようやく目が覚めたんです。
100%でなければならないと強く思いすぎて、彼に寂しい思いをさせて
いたことを。
完璧であろうと必死で、周りが見えていなかったことに、このときに初め
て気づいたんですよね。
その時に肩の力を抜いて、余裕を持って生きたいと強く思いました。

例えばこんな感じで一度自分のことをゆっくり見ていただけませんか?
紙に書いてみてくださいね。

1.今あなたが、100%やろうとして頑張っていること。
 だけどそれによってしんどくなっていることは何ですか?

2.100%やることで、犠牲にしているものがあるとしたら何でしょうか?

3.やっていることを50%に減らすとしたら、何を減らしますか?やめますか?

4.50%にしたときの自分ってどうなると思われますか?

紙に書いたものをじっくり見てくださいね。改めて自分がどれだけ頑張
って来たのかということもよく分かると思います。そして書きながら感じた
ことがあれば、それを素直に感じていてください。
「ああ、こんなことを必死になってやろうとしてたんだ・・・。」
「しんどいよな。。。でも一生懸命だったんだ・・・。」

そんなふうに受け止めていただいて、そして自分の頑張りを認めてあげ
た上で、少し自分のために力を抜いて、楽にさせてあげようと思ってくだ
されば、幸いに思います。

完璧な自分でありたいと思うとき、まず自分が今どのくらい出来ている
のかを振り返ってくださいね。
そして半分近く出来ているときは、思い切り自分のことを褒めてあげて
ほしいと思います。
頑張ろうとしてやり始めるときは0%ですよね。そこから半分だとしたら、
50%も頑張ったということなんですもの。
そしてあとの半分は、自分に余裕を作るため、それ
以上の努力をあえてしないときも作ってあげて欲しいと思います。

100%の自分を作ってしまうと、自由がなくなると思います。
余裕もなくなってしまうと思います。友人と遊ぶ時間、恋人と会う時間、
自分に優しくしてあげる余裕、それらがなくなってしまって、
いつの間にか大切なものを犠牲にしてしまう・・・ということも起きてしま
うのだと思うんです。

50%の自分を意識して、あとの50%は、出来るけどあえてしないという
時間もときには取ってほしいと思います。
あえてしないので、その50%の余裕を作って欲しいと思います。

何かをしようとするとき、50%出来るとそれで充分に思います。
毎回毎回100%の自分をつくろうとしないで、時には50%を目指して
下さいね。それがあなたの余裕を作りリラックスできると思いますよ。


from Noriko Ogawa

2005年4月 9日

制限がないとしたら?

もしも何の制限もないとしたら、
あなたは何がしたいでしょうか。
何になってみたいでしょうか。

今の「あなた」という設定を、完全に取り払って考えてみて下さい。

大統領に立候補したい!
宇宙旅行がしたい!
ディズニーランドを貸切で遊ぶ!
「オーシャンズ13」に出演する!
オリンピックで金メダルを獲得する!
・・・・・

どんなものが出てきましたか?
それは楽しいですか?意外でしたか?
それとも馬鹿らしい?あるいはちょっぴり恥ずかしい?

イメージの世界は何を想像しようとも、
何から何までまったくの自由です。
その世界を存分に味わって、しばらく楽しんでみましょう。

それでも、どうしても今の「自分」が浮かんで制限してしまう人、
イメージをしようとすると痛みを伴う人は、
よほどその要素が、今の自分を止めているものなのかもしれません。

女だから・・・サラリーマンだから・・・?
高卒だから・・・借金があるから・・・体が弱いから・・・?

問題ばかりが次から次へと出てくる人は、
その問題を、自分以外の誰かが解決するとしたらどうなるか、
イメージしてみましょう。
これも、自分の枠で制限しないで考えてみましょう。

もしおんなじ問題をトム・クルーズが持ったとしたら、
どうやって解決するでしょうか?

あなたがチャップリンだったら、お笑い芸人だったら、
もしくはインディアンだったら、宇宙人だったら、
チンパンジーだったら(^^;)、
その問題にどう対処するでしょうか。何が起こるでしょうか。
この際、思いっきり日常を離れてイメージしてみましょう。

恋愛映画だったら、ヒューマンドラマの中では、
どう解決するでしょうか。そのときの役者のセリフは?

いろいろなイメージを膨らませたら、
今度は同じことを自分がしている場面を想像してみましょう。

現実には言えそうにない言葉ですか?突飛な行動でしょうか?
意外にしっくりくるものもあるかもしれません。

自分の制限を越えてみると、盲点だった解決策が見つかったり、
自分の中からはありえないような言葉が出てきたりするものです。

すぐに解決をすることは難しくても、解決された場面をイメージして、
そのときの感情もしっかり感じながら、イメージの中で行動するだけでも、
今この時点での不安感や恐れ、怒りなどが和らぐかもしれません。

中には、イメージすら出てこない人もいるかもしれませんね。そんな人も、
最初からはっきりと映画や写真のように見える必要はありません。
こんな感じかな・・・こんなふうにしゃべっているかも・・・
かすかに伝わってくる音や感覚だけでも構いません。

逆にもっと深めていきたい方は、
最初に出てきた、なりたい人、やりたいことなど、
それらが出てきた理由も考えてみましょう。
その状況や、その人の、どんな要素が欲しいのでしょう?

「ほっとできるから」
「自慢できるから」
「天にも昇るほどの快感を味わえるから」

いろいろ出てきたら、その要素を得るためには、
例えば他に何をした時に、同じくそれを感じることができるでしょうか。
たくさんイメージしてみましょう。

ああ、やっぱりこれが欲しかったんだ、と思うかもしれません。
あれ?本当はこういうものが欲しかったのか!と気づくかもしれません。

そうしたら、次は、それを現実に手に入れる方法を、
具体的に思いつくかもしれません。

あなたのイメージに制限はありません。
イメージの世界は無限大です。
そして、あなたの可能性も無限大です。


from Hitomi Kitagami

2005年4月 2日

言い訳を言わないようになるために

人は一日にどれくらい言い訳をしているでしょう?
人間という生き物は「言い訳」をする天才です。
おそらくあなたも「できない」「やらない」言い訳を一日に一回くらいは
言っているかもしれませんね。
でも、言い訳をしている自分が、幸せだと思いますか?
言いわけというのは「理由」であって、「できない」「やらない」ことを証
明するためのものですから、人間関係でこのような行動をとると、たいてい
摩擦を生じやすくなります。
そして、言い訳は、すればするほど自分を追い詰めていきます。
この追い詰められた感覚がある分だけ、また「できない」「やらない」言い
訳を作り出してしまうかもしれません。

言い訳をしている時、人は、過去しか見ていません。
過去の自分の経験の中から、傷ついたという思いや失敗した思い出がある場
合、「あんな思いは二度とごめんだ。」と思うのは当然のことです。
そこで、自分を守るための自己防衛本能から、「言い訳」を作り出します。
これは、一時的にホッとすることができますが、根本的に問題の解決にはな
らないので、問題を先送りにしてしまうだけなのです。
すると、問題というのは借金と同じで、先送りにすればするほど利息が増え
て返済が大変になってしまいます。
そうすることによって、より「言い訳の天才」に磨きがかかるのです。
結果として、いつかは向き合わなければいけない問題を先送りにする手段と
して「言い訳」は一番簡単に使える手段となります。

では、言い訳を言わない、もしくは少ない人というのはどんな人なのでしょ
う?
私的な見解ですが、一見他人に利用されやすい人間のように感じますが、何
でもできる、安請け合いするという人は言い訳を言わないというのとは違う
でしょうね。
言い訳を言わない、もしくは少ない人というのは、自分の責任において行動
できる人なのではないかと感じます。
言い訳を言わないことでしんどくなることがあっても、それは自分の責任。
言い訳をしてやるべきことをやらなかったとしても、自分の責任。
自分の責任において、自分の行動を見直したとき、自分の行動のすべてに責
任を持つのって、難しいですよね。

さて、生きていくかぎり、言い訳ばかりして生きていくよりは、自分の責任
で自分のやりたいように生きたほうが楽しいと思えますので、まず、そんな
生き方ができるようなレッスンをしてみましょう。

まず1日だけ、言い訳しない日を作って行動してみてください。
そして、その日の夜に、1日楽しかったのか、しんどかったのか、検証して
みてください。
もし、しんどかったのであれば、どこかで「言い訳したい自分」「責任から
逃れようとした自分」がいることを感じてみてください。
もし、楽しかったのであれば、それは自分の責任で行動できたことになりま
すから、大いに自分を褒めて下さい。
これを2日、3日・・・と、どんどんチャレンジしてみてください。
言い訳はいくらしても構いません。大切なのは「今、言い訳をした」と気付
くことですから、ミスを恐れることなくやってみてください。


from Kenichi Nakahara