2005年7月30日

感覚の位置づけを変えてみよう!

ちょっとイヤだなぁと感じる体験を、別にどうってことないな、という感覚
に変えていくエクササイズです。

まず1つ目に、ちょっとイヤだなぁと感じている体験を選んで下さい。
ものすごくいやだ!!と感じるような、大きすぎる問題は避けて下さい。

例として「教習所で運転に失敗してしまった」という体験を選んだとします。
これを体験Aとしましょう。

そうしたら、2つ目に、1つ目に選んだ体験が、これぐらいたいしたことの
ない感覚に感じられればいいな、と思えるような体験を選んで下さい。

問題なく運転していた日の体験でもいいですし、まったく違った場面で、
普通に仕事をこなしている時の体験でも構いません。これを体験Bとします。

それではまず、体験Aについてイメージしてみて下さい。

・その場面は、映画のように動いていますか?
 それとも、写真のように止まって見えますか?  → 動いている

・その場面は、白黒ですか?それともカラー?   → カラー

・その場面は、自分から見てどのくらいの距離の → 目の前50cmくらい
 ところに見えていますか?方向は?        のところに見える
                   
・そのイメージはぼやけていますか?それとも、 → ハッキリ見えている
 ハッキリと見えていますか?

・周りの音や声は聞こえていますか?      → 聞こえている


上記の質問に対する答えをメモして下さい。→の右側にある答えは、
例えです。このようにイメージされているとします。

次に、体験Bをイメージしてみて下さい。
そして、体験Aとまったく同じ質問をします。

・その場面は、映画のように動いていますか?
 それとも、写真のように止まって見えますか?  → 止まっている

・その場面は、白黒ですか?それともカラー?   → 白黒

・その場面は、自分から見てどのくらいの距離の → ななめ左上、1mほど
 ところに見えていますか?方向は?        先のところに見える
                   
・そのイメージはぼやけていますか?それとも、 → ハッキリ見えている
 ハッキリと見えていますか?

・周りの音や声は聞こえていますか?      → 聞こえない

そして、この体験Bのイメージの見え方も、メモしておきます。

そうしたら、今度はまた、体験Aのイメージを見ていきます。
この時に、体験Bの見え方をメモしておいたと思いますが(上記の例えで
右側に書いてある答えです)、その体験Bの見え方に沿って、
体験Aのイメージを変えていきます。

例えば、一つめの質問で、体験Aでは「動いている」で、体験Bでは、
「止まっている」となっていますから、体験Aの、「教習所で運転に
失敗してしまった」、という、動いて見えているイメージを止めます。
静止画像として、その失敗した体験を見て下さい。

二つ目の質問で、体験Aは「カラー」、体験Bは「白黒」となっています
から、カラーで見えている、一つ目の質問で静止画像に変えた体験Aを、
さらに白黒のイメージに変えます。

三つ目の質問では、目の前50cmくらいのところに見えている、白黒で、
止まって見えている体験Aを、体験Bの見え方と同じように、ななめ左上、
1mくらい先の方へ、イメージを動かします。

四つ目の質問は、両方とも「ハッキリ見えている」と同じなので、
そのままで大丈夫です。
(もしも体験Aと体験Bの見え方が違う場合は、体験Bと同じように、
 体験Aの見え方を変えます)

五つ目の質問で、体験Aは音や声が「聞こえている」で、体験Bは、
「聞こえない」ですから、最後に体験Aのイメージから音を消します。

体験Aのイメージの見え方を、体験Bの見え方と同じように変えたら、
そこで終了です。

メモをいちいち見ながらイメージを変えていくのは大変かもしれません。
できれば誰かに協力してもらって、体験Aのイメージを変えていくときに、
体験Bの見え方のメモを、読んでもらうと、やりやすいと思います。

このように自分の中にあるイヤな体験のイメージを変えていくと、
その体験に対する感覚も変わってきます。

このエクササイズは、いろんな体験に応用できます。
例えば、毎日チョコレートを食べすぎていて、週に1回ぐらいに減らそう!
と思ったとしたら、自分が週に1回ほど食べている食べ物でやってみます。
これをお豆腐だとしますね。
体験Aはチョコレート、体験Bはお豆腐をイメージしてみて、同じように
その食べ物(チョコレート)が見えているイメージを動かしてみて下さい。

食べ物でこのエクササイズをやる場合は、質問事項に、「匂い」や「味」の
項目も付け加えると、さらに効果的です。ハッキリ匂いや味も感じられるか、
それともまったく感じられないか、イメージしてみて下さい。

ものすごくつらい体験や、長期間繰り返してしまっている行動やクセなどは、
このエクササイズだけで変えていくのは難しいこともあると思いますので、
そういう場合は、カウンセリングなどが必要になってくるかもしれません。

今回のエクササイズは、ちょっぴりイヤな体験や、
なんとなく気になっていて、改善したいクセやものの捉え方など、
日常の、大きすぎないテーマのものを変えていくのには、効果的です。
ゲーム感覚で楽しみながら、試してみて下さいね。

たいしたことはないと思っている、小さな問題が解決するだけでも、
案外ほっとできたりするかもしれませんよ。


from Hitomi Kitagami

2005年7月24日

自分が楽しいことが一番です♪

楽しいって思うことが、今は日々の中でたくさんありますが、
昔は「楽しんでる」ということを、意識して考えたことは一度もありま
せんでした。

私は一度離婚をして、再婚して今は二度目の結婚になります。
その私の生活習慣は、昔と今とでは本当に別の生活になってしまった
んですよね。
例えば・・・。

起床時間。
前の結婚生活: 6時起き。夫のお弁当と食事を作り、7時に彼を起こす。
今の結婚生活: 9時起き。夫の食事や弁当作らず。
        8時に起きた彼が自分で食事を作って、昼食は会社でお弁
当を注文してもらう。

休日。
前の結婚生活: 10時に起きて一緒に掃除洗濯、買い物。
今の結婚生活: 8時には起きて、朝から近所の喫茶店に行く。

例えとして二つあげただけでも、全く違う生活になっています。
だけど前の結婚のとき、私は今の私のような生き方をしてる人を
軽蔑していましたし、理解したくありませんでした。

「夫に食事をひとりで食べさせて、自分は後で起きる?
奥さんとして最低やん。」
「休日朝から喫茶店? めちゃくちゃ贅沢してる!」
がちがち頭でしたからね。

私が「楽しめていない」状況だったんです。

朝早く起きて食事に弁当を作る。
「なんで、私が!?」「お礼すら言わないこの人のために!」
と思っていました。
元夫に言われたわけじゃないのに、私自身が、

”朝早くご飯作って、お弁当作るのがいい嫁の務めだ。”
と、自分で自分を縛っていたんです。

同じように休日も、
「日頃何もしてくれないんだから、休みのときくらい、家のことしてよ!」
と不満だらけでした。これも、

”毎日掃除洗濯するのは主婦の仕事。でも土日はない!!”

という考えに縛られ、楽出来なかったんですよね。

私の今の夫は特別な人ではありません。社会で自立的に生きる不器
用などこにでもいる日本男子です。だけど、私がいつも笑ってるから、
私がいつも元気で楽しいと伝えているから、夫の怒らない原因は、
これが大きいと思います。

今の自分の生活が楽しいのか。
それともいろんな思いを我慢して、したくないことをしているだけなのか。
それを考えてみて欲しいんですよね。

まずは紙と鉛筆をご用意していただけますか?
改めて「自分が今、楽しい毎日なのか」を考えていただきたいと思います。

あなたがやるべきだと思っていることはなんですか?
例:毎朝早く起きて、朝御飯と家族のお弁当をつくらなくてはならない。

それをこう書き換えてみてくださいね。
例:朝早くおきてもいいし、たまには起きない(起きれない)日があって
もいい。
 ↓
こう書き換えたとき、この文章を読んでどう思うか書いてみてください。
例:そんな、とんでもない。絶対にしてはいけないことだ!
 ↓
その言葉を見て思うことを、思うだけ自由に書き出してみてください。
例:→起きなくてよかったらどれだけ楽だろう。
  →一度寝坊したいな。。。
  →そういえば私は朝ゆっくりしたことがなかった。
  →私は疲れていたんだ。。。
 ↓
これらの言葉を見て、あなたがやりたいと思うことを書いてください。
例:思いきり、寝ていたいだけ寝る!
 ↓
それを、頑張っているあなた自身にプレゼントしてあげましょう!

自分にプレゼント。
これも日頃あくせくと生きていると、なかなか考えられないことだと思います。

休息って、自分ではとっているつもりでも、常に頭の中では、
「あれしなきゃ、これしなきゃ!!」って思っていたりすると、思考がフルパワー
で動いていますから、決して充分な休息は出来ていないと思うんです。

こころ(感情)も思考(頭)もしっかりとした休息がとれると、次はシャキっ
と動ける時間を自ら取ることが出来ると思います。バランスですよね。

私は昔、奥さんであること、お嫁さんであること、女性であること
にしばられて、いろんな役割をしっかりやらなきゃいけないという思い
で行動を起こしていました。ただしそこに楽しさはありませんでした。
ただしんどいだけの生き方でした。
だけどそれにも疑問を持たず、誰にぶつけていいのか分からない
イライラを常に抱えていて、そんな自分を小さく評価して、
それを周りや元夫にぶつけたりしていました。

主婦として働くためにも、母親として子供と接するためにも、
社会人として働くためにも、学生として勉強するためにも、
どんなことでも、その中に楽しみがなければ続きません。
だけど楽しむには、それまで頑張ってきた自分の身体を休めることと、
自分自身が自分に楽しいことを与えてあげることを許すというのが必要だと
思っています。

「たまにはいいじゃん!」「頑張ってるんだからいいじゃん!」
こんなふうにね。
あなたがもし・・・。
何かがうまく行かなくていらいらしたときは、上に書きましたようなことを、
一度チャレンジしてみてくれませんか?
それによって出てきた言葉があなたの本音だと思います。
そしてそれを、頑張ってきた自分にプレゼントしてあげてくださいね。

form Noriko Ogawa

2005年7月16日

許したいのに許せないとき

自分ひとりで学ぶときに一番難しいことは許しだと言われています。
許したくないときはあえて許さなくてもいいと思います。
でも許したいのに、相手を許せないとき、
許せない自分がイヤになって辛くなることはありませんか。

今日こそは優しい言葉をかけたい、
今日こそは笑顔でこたえてあげたい、
そういう気持ちがあるにもかかわらず相手を目の前にすると、
つい恨みつらみや怒りの感情がでてきてムスっとした顔になってしまう・・

そういうときは無理に行動を起こさずにイメージの力を使って
相手を許すことをやってみましょう。


1)まずリラックスした姿勢をとってくださいね。
  深呼吸をしてみましょう。
  体がすっぽりと美しい色の光に包まれているのをイメージしてください。
  その光は天からふんだんにあなたに降り注いでいます。
  その中であなたは守られていて、とても安心した気持ちでいることがで
  きます。

2)安らぎを十分に感じることができたら、
  許したい相手を目の前に思い浮かべてみましょう。
  思い浮かんだらその人を手のひらに乗るぐらいの
  小さな人にしてみてください。

3)次に、自分が包まれている光を相手に流してみてください。
  少しづつゆっくり優しく送ってくださいね。
  そして相手の体をやわらかい球形の光の中に包んであげてください。
  あなたには天から絶え間なく光が送られているので、
  あなたの光がなくなったりすることはありません。
  そのまま送り続けてくださいね。

4)そうすると相手がゆっくりと少しづつ大きくなっていきます。
  そのまま光は流していてくださいね。
  元の大きさに戻ったら、
  “ありがとう”と声に出して伝えてみましょう。


以上です。

これをできる範囲でよいので寝る前に毎日続けてやってみましょう。
相手が元の大きさに戻ったり、声に出して伝えることに抵抗があるなら、
光を送ってあげるだけで十分です。

あなたを固まらせていたエネルギーが少しずつ柔らかくなると、
相手を見る目や接する雰囲気が少しずつ自然と穏やかなものに
変わっていきます。

勇気を持ってチャレンジしてみてくださいね。


from Hiromi Nagano

2005年7月 9日

あなたの願い事はなんですか?

こんにちは、再び、清水三季央です。今日のエクササイズは、
七夕にちなみまして、願い事=自分のやりたいこと
をテーマにしました。

私たちの心は、たくさんの欲求をもっています。
この欲求が満たされない状態が続いていることは心に負担になります。

そうすると、人に優しくしてあげられなかったり、八つ当たりを
してしまったり、他人が、欲求を満たして、満足そうに、
幸せそうにしていることに、嫉妬を感じてしまったり、
ということにもなりかねません。

では、それを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。

1ふだん、抑圧している、欲求があることに気づくこと
2どんな欲求があるのか、気づくこと
3気づいた、その欲求を満たすこと

これができると、心は満たされ、優しい気持ちになります。
その分だけ、自分にも、人にも優しくなれるんですね。
これを自分を愛するという意味で、自愛とよんでいます

では、エクササイズで実践してみましょう。

○用意するもの(こだわるなら)


折り紙
ハサミ
セロテープ
墨汁
すずり

全部用意できれば楽しいですし、それだけでミニイベントになります。
後々、ふりかえったときにも、よい思い出になります。

芋の葉にたまった朝露で、墨をすって短冊に願い事を書くとよいと、
昔よく、祖母が話していたのですが、そこまでこだわると、よりいっそう
楽しいでしょうね。

合理的に考えると、どうでもいいように思えますが、それだけ、
自分の願い事も、心に刻まれますし、刻み込まれると、
実行しやすいですし、実行すれば願いも叶いやすくなります。

お友達や恋人、ご夫婦、ご家族でやっても楽しいですし、
ひとりだとしてもそれも、いつか、誰かに笑って言える、
素敵な思い出になるので、おすすめします。

用意することに、こだわると、実行できそうにないという方には、
ポイントだけおさえた簡単な方法をご提案しますね。

○用意するもの(簡単な方法)

メモ帳
筆記用具
もしくは、PCのメモ帳

○エクササイズの実践

1 折り紙を短冊にハサミで切ったものに、筆で、もしくはメモ帳、
  PCのメモ帳ソフトなどに、ただひたすら、願い事(10個以上)を、
  書いてみましょう。あまり難しく考えず、インスピレーションで、
  浮かんだものを、率直に書くとよいでしょう。
  今年の初めにつくった願い事、目標などあれば、
  それも書いておきましょう。
  
2 1で書いた願い事の中から3つの願い事を選んでください。
  
 ・一番大切な願い事
 ・この夏の間に実行できそうな願い事
 ・今年中にできそうな願い事

3 この3つの願い事は笹の目立つところに、そして、
  その周辺にその他を、願い事が叶うように祈りながら、
  笹に飾りつけましょう。

  七夕の時期が終わったら、また笹に飾り付けをしない方は、
  日常生活で目に付きやすいところに、
  願い事を書いた紙を貼り付けておきましょう。
  たくさんあるとわずらわしいと感じるときは、3つだけでよいです。
  目に付くところに願い事があると、自分の潜在意識にとりこまれ、
  やすいですし、やらなきゃという意欲づけにもなります。

5 簡単なことから、願い事を実行する。全部実行できなくても
  問題ありません。この夏にできそうな願い事は実行できると
  よりよいですね。

  簡単なことから始めるのは、少しでも実行すると、達成感を感じられ
  また、他のものも、実行しようという意欲につながるからです。

  自分で実行できない願い事、例えば、「彼氏ができますように・・」
  というものは、彼氏ができたときの準備に取りかかるだけでOKです。

6 万一、仮に、実行できなかったときは、
  来年以降に持ち越してもよいですし、それも嫌だと感じるときは、
  お願い事をキャンセルしても問題ありません。実行できなかった
  という未完了感をを残すよりは心がラクになるからです。

夏は自愛の季節でもあります。自分の欲求を満たしていくことは
自愛につながります。そして、その積み重ねは、大きな願い事の
成就につながっていきます。

このエクササイズが、この夏の、そして人生の、素敵な思い出づくりに、
役立てれば、幸いです。


from Mikio Shimizu

2005年7月 2日

あなたの住む街のいいところは?

なんかとあるテレビ番組のコーナーのようですが・・・。

あなたが住む街の良いところはどんなところでしょうか?
また、あなたが住んでいる市区町村、都道府県の良いところは?
そして、あなたが住む国の良いところは?

だいぶ前になりますが「心の生理整頓」というタイトルで、
自分の住んでいる部屋が自分の心の状態を表す、という
エクササイズを紹介しました。

http://www.counselingservice.jp/exercise/archives/000042.html

自分が住んでいる部屋もそうですが、更に広く見れば、自分が住む地域、
通勤や買い物などに訪れる生活範囲、そして、自分が住む国に対しても、
私達は自分の心を投影していきます。

自分のことが大好きな人。
自分が住む街を愛し、国を愛しています。
「俺、日本、大好きなんだよね〜」という風に。
「大阪も色々言われてっけど、いいところいっぱいあるよ」なんて。

でも、逆に自分に対して否定的な時。
自分の街の悪いところばかりが目に付くようになります。
「引ったくり多いしさ、怖いおっちゃん、おばちゃん多いしさ」とか、
「緑が全然無いねん、この街」とか。

同じものを見ても人によって、あるいは、自分の心の状態によって、
良くも悪くも見えるのが“投影”という心理現象。

だから、それを逆手に取り、自分の住む街の素敵なところを見つけるのは
自分の魅力や価値、可能性を見つけていくことと同じなのです。

また、自分に近いところ(生活圏)はより濃く、自分の心を投影しますから、
自分を見つめ直したい時には、その範囲を離れてみることが有効です。
仕事や家事に疲れると「旅行に行きたいなあ〜」と思うのは、こうした心理が
働いているのかもしれません。


from Hiroyuki Nemoto