2006年3月25日

私ばかり?相手ばかり??

このお仕事を通してたくさんの方とお会いしていると、会話の成り立たせ方に
は一人ひとり個性があるということがよくわかります。

その特徴を大まかに分けると、
1.自分の話が中心
2.相手に話をさせることがほとんど

この両極端の狭間で、みなさんは自分なりのバランスをとっているようです。

 -----------------------------------------------------
 自            ↑            相
 分          どのあたり?         手
 の                         に
 話                         話

みなさんは上記のようなグラフがあったら、自分の会話の仕方はどのあたりに
位置づけられると思いますか?
真ん中に近ければ近いほど、円滑なコミュニケーションができると思います。

今回のエクササイズは、人と接する時に自分の会話のバランスを意識してみよ
う、というご提案です。


まずはじめに、ご自分がどのあたりかわからない人のためにわかりやすい特徴
を簡単に書いておきますね。

・自分派

 ① 誰かが話をした後「私は…」「僕は…」と会話を切り出す
 ② 自分の話は面白いと思っている
 ③ いくらでも喋ることができる
 ④ 布団に入ったらすぐに寝られる

・相手派

 ① 会話に沈黙が多い
 ② 自分の話なんてつまらないだろう、と思っている
 ③ 自分のことがあまり好きではない
 ④ 会話の後になって「なんであんなこと言われなきゃいけないんだ」と
   腹立たしくなる

   ※これはあくまでも参考にすぎませんので、必ずしもあてはまるという
    ことを示唆しているわけではありません。

では、どのようにしたら真ん中に近づくでしょうか?
今後コミュニケーションをするにあたって、以下のようなことを意識してみて
ください。

・どちらかというと自分派の人

 ① 「私は」という主語を使うことをしばらく止めてみましょう。
   
   すると、会話が難しくなるかもしれません。
   その時感じる感情と向き合うことは大切です。

 ② 相手という素材を会話に生かせてこそ、会話の達人です。

   自分の話を中心にするというのは、自分が面白いと感じた漫画を音読す
   るようなもの。相手がそれを面白いと感じるとは限りません。
   相手が提供した話題から面白さを引き出せたとき、お互いが楽しくなれます。

・どちらかというと相手派の人

 ① 興味を持ちましょう。

   この世に何億と人は生まれていますが、あなたという存在は人類史上初めて
   です。それだけで、実にユニークな存在だということはわかりますか?
   まずは自分に興味を持ちましょう。
   僕の経験上、相手派の人はほぼ確実に楽しい部分を持ち合わせています。
   そして次に、相手へ興味を持ちましょう。
 
 ② 感情的な、冒険をしましょう。

   もしかするとあなたは、嫌われるのがとても怖かったり、和を乱すことが
   とても嫌なのかもしれません。
   協調性は社会で生きていくうえで大切ですが、強すぎると苦しくなってしま
   いますよね。
   自分の感情を表現すること、それはある種の冒険です。
   やりやすい相手(カウンセラーももちろん可)に対して、冒険しましょう。

ぜひ、お試しくださいませ。


from Dai Takahashi

2006年3月18日

卒業式をしよう

3月は卒業式シーズンですね。

卒業というのは、「完了」と「スタート」の区切りになります。
完了の区切りをつけることが、新たなスタートを切る第一歩になります。

幼稚園〜大学まで、節目節目に「卒業式」というものがありました。
卒業式で卒業証書をもらった時、どんな気持ちだったか覚えていますか?

学生時代以降に、そのような機会を持つことはそれほど多くありませんよね。
そこで、今回は、区切りを付けて新たなスタートを切る『卒業』をテーマにし
たエクササイズを紹介させていただきます。

***********************************

1.「私は、○○を卒業したい(もしくは、○○を卒業しました)。」というもの
を思い浮かべてみてください。

2.○○を卒業するためにやってきたこと、頑張ってきたことを書き出してみま
しょう。

(やってきたこと・頑張ってきたことが「役に立ったどうか?」「うまくでき
たかどうか?」は気にせずに、どんな小さなことでも構いませんので、できる
だけたくさん書き出しましょう。)

3.その、やってきたこと、頑張ってきたことの一つ一つを読み上げて、「今ま
でよくやってきたね」「精一杯がんばってきたね」と、それをやってきた自分、
頑張ってきた自分を承認してあげましょう。

(その中で、特に役に立ったこと、うまくできたことがあれば、そのことに関
して自分をたくさん誉めてあげましょう。)

***********************************

○○を卒業するためにどんなことをどれだけ頑張ってきたのか?ということを
文章にして、○○を卒業できた人は卒業証書を、まだ卒業はできていない人は
「卒業に向けてこれまで頑張ってきました」という認定証を作ってみたり、家
族やパートナーや友達などの間で、お互いに卒業証書や認定証の贈り合いをす
るのもいいかもしれませんね。

「卒業できたかどうか?」よりも、卒業に向けてこれまで頑張ってきたことへ
目を向けて承認してあげることで、今日までの自分に区切りをつけて、今から
始まる新しい自分の未来へのスタートを切りましょう。

このエクササイズで、自信と新鮮な気持ちを手に入れて、光り輝く未来へと進
んでいっていただければと思います。
 
from Yoshinori Kimura

2006年3月10日

目標にたどり着くのに疲れたら・・

自分の目標って一体何だろう?とよく考え込んだりしますよね。
いい学校に入っていい会社に就職して・・と若いうちにはそういったことが
目標になりやすいですが、いざ就職して仕事に慣れてくると次はいい成績を
挙げて昇進したいとかお金をもっと稼げるようになりたい、資格を取りたい
など、そんな風に目標はどんどん変わってきたりします。

でも時にはまったく目標を見つけられない場合もあります。
悲しいことがあって辛い時、自分がとても小さい人間のように感じられて
しんどい時、苦しい時。
そして今頑張っていることがあっても、苦しいことが重なってしまったら、
今やっていることが無意味のように感じられてしまうこともあります。

特に小さい頃からの経験でいっぱい傷ついて苦しい状況ばかりの中で過ごし
てきたとしたら、具体的に目標を見つけることはとても難しくなりますし、
唯一持てる目標があるとしたら、ただただ幸せになりたい、楽になりたい、
楽しく生きられるようになりたい・・そういった願いだと思うんですね。
でも大抵の人はこれが「ちゃんとした目標」だとは思わない人が多くて、具
体的にはどうしたいのか?を求めていかないといけないんじゃないか?と無
理やり見つけようとしてしまいます。

人間にとってとても大切な目標は「幸せになること」。
これが最終目的地であってそこに向かう為の「手段」が、よい学校・就職・
資格・結婚なんです。

どういうことかと言うと、例えば「幸せな家庭」を私たちは望みます。
それには「家」が欲しくなりますね。家族皆で安心して住める家です。
家を買う為には沢山の「お金」が必要です。お金によってすむ場所を得るこ
とが出来ます。
ではお金を稼ぐには「仕事」が要ります。宝くじにでも当たれば仕事は必要
ないかもしれませんが大抵の人は仕事が収入源になりますね。そしてより良
い仕事に着くには「資格」がいるかもしれません。
こんな風に逆に辿っていくとわかりやすいと思います。

もっとわかりやすく説明すると、船が夜の航海に出る時、目的地の港に辿り
着くようになる為にはそれまでに作られてある灯台の明かりを目指すんです
ね。
灯台は目的地に着くことが出来るようになる為にある印のようなもので、そ
れらをひとつひとつ超えていくことによって、目的地である港に着くことが
出来るようになっているんです。
人の人生に例えると、その灯台の役目が
「勉強」→「よい学校」→「資格」→「良い会社」なんです。

なんとなくわかって頂けたでしょうか。人にはこの灯台が幸せになるという
最終地点に向かうまでいくつもいくつもあるし、すごく遠い道のりなのでめ
げやすいんですよね。
いくつか先の灯台が現時点での目標だと思って頂けたらいいです。

ここで本題のエクササイズ。とても簡単です。
目標がわからなくなって苦しい時、自分に問いかけてみてください。
「今の私の目標は何ですか?」
何回も何回も問いかけてみましょう。
出てくる答えは続けていくうちに変わってくることもあります。
良い悪いはありませんのでそれでOKです。
自分で納得する答えが浮かび上がってくるようにやってみてください。

勉強することに疲れてしんどいと感じることも良くあります。これは本来な
らいい学校に入るために勉強を頑張っていたのが、いつのまにか勉強自体が
目的になってしまうからなんですね。
それでは疲れきってしまって目標がわからなくなって当たり前なんです。

そんな時は「初心忘れるべからず」。
このことわざの通り、目標をもう一度見つめなおす機会を自分に与えてあげ
てくださいね。


from Tomoe Nakano

2006年3月 4日

すてきモードに切り替えるスイッチを作ろう

気持ちの切り替えが、なかなかできない時はありませんか?

普段は優しくできる時があるのに、気分にむらがでて優しいモードに戻れないとか。
自分のことが大事にできる時と、できない時があるとかです。

なにかのきっかけで気持ちの切り替えができることはあるのですが、
そのきっかけは、まるでバスの不定期便のように、何時やってくるか分からな
いもの。

だとしたら、そのきっかけを、自分で用意しておきましょう。

***********************************
1・心の状態が良い時が準備するチャンスです!
  すてきな自分を感じられている時の状態を記憶しておきましょう。
  例:
  ・人に優しくなれているモードの時
  ・自分を大切に思えるモードの時
  ・人を愛するモードの時
  ・自分の気持ちがセンターにいる状態 等々

2・胸の真ん中に手を置きながら、心の状態が良い時の感覚を覚え込むつもり
  で十分に感じみましょう。
  次に胸の真ん中に手を置いた時に同じ感覚を思い出せるようにするつもり
  で手を置いて感じるのです。
  
この胸の真ん中が、気持ちの切り替えのきっかけをするスイッチになって
  くれます。
  
3・気持ちがぶれた時に、気持ちの切り替えが上手くできない時に、
  胸の真ん中に手を置いて、胸に手を置いて覚えた時の感覚を思い出そうと
  試みてください。
  
  この儀式が、気持ちを切り替えるきっかけになることがあります。
***********************************

心の状態が良い状態(すてきモード)に切り替えることの、きっかけになれば
幸いです。


from Hiroki Hara