2006年5月27日

観察する

ある有名な心理学者は、顔を見ただけで、その女性が妊娠しているかどうかわ
かったそうです。すごいですね。
それがわかることもすごいですが、なによりもすごいのは顔を見て妊娠を判別
しようと思ったことだと思います。
きっと、観察することで多くのことを知ることができると、心から信じていた
のでしょうね。

何が言いたいのかというと、わかろうと思って見るとわかることができる、と
いうことです。

普通の人が妊娠を判別できる力を身に付ける必要性はあまり無いと思いますが、
相手の気分や体調などをより深くわかることができたら、コミュニケーション
の質がさらに高まるのではないでしょうか?

あなたの身近に、「何を考えてるのかわからないなぁ」と思う人がいるかもし
れません。また、「もっとこの人のことを知りたいな」と思う人がいるかもし
れません。まずは、「もっとよく見てみたら、もっと深く知ることができるか
もしれないな」という意識を持ってみてください。

次に、どんな部分を見るかですね。
もちろんどの部分にもメッセージはあるのですが、それでは漠然とし過ぎてい
ると思うので例を挙げておきます。

「目は口ほどにものを言う」という言葉があるように、目にはいろいろなメッ
セージが込められています。穏やかな目や温かい目もあれば、冷たい目や疲れ
目などもありますよね。何かを思い出そうとしている時などは上のほうを向き
やすいですし、落ち込んだときはうつむきがちになります。

また、呼吸も意外と多くのメッセージを伝えてくれます。
面談カウンセリングなどでお見受けすると、主に胸の辺りが上下する人とや、
主におなかの辺りが上下する人がいらっしゃったりします。
緊張や安心感、興奮や痛みなど、感じているものによって呼吸の位置や深さが
変わったりすることは、よく観察してみるとわかったりするんです。

これらのメッセージを把握して適したコミュニケーションを取れたら、素晴ら
しいですね。

今回のお話は一般化できない抽象的な話です。個人差ももちろんあります。
一番大切なのは「相手をよく観察すれば、より深く理解できる」と思うことで
す。その意識が相手への理解をより深めることでしょう。


from Dai Takahashi

2006年5月20日

愛されている証拠を探そう

私たちが対人関係の中で持つ問題を、誤解を恐れずにひとまとめにしてしまう
のであれば、それは
「どうすれば相手に好かれるか?」
という事になるのではないかと思います。

問題があるときには、私たちは
「相手から嫌われるんではないか?」
「相手が自分から去っていくのではないか?」
「相手に受け入れてもらえないのではないか?」
という事に気を配り、
「このままの自分ではダメなのでは?」
「もっと頑張らなくてはいけないのでは?」
とプレッシャーを感じたり、ビクビクしたり、ぎこちなくなってしまったり、
時には自分とは別のキャラクターを演じて疲れて果ててしまいます。

この時私たちは自己評価のスタートラインを
「私は愛されない」「私は嫌われて当然」「私には価値が無い」
というような所に定めています。
これは自分に対してかなり厳しい評価です。
それはもしかしたら過去の辛い経験から生まれたものかもしれないし、身近な
誰かがそんな厳しい扱いをされていて「自分もそうなるのでは?」と恐れだけ
が先行してしまったのかもしれません。

その時から私たちは、事あるごとに「私が嫌われる理由」「愛されていない証
拠」を探して、そして見つけてしまいます。
決してその証拠が増えることを望んでいる訳ではないのに、そればかりが手に
入ってしまう・・・。この状況こそが1番苦しい事なのです。

そこで、今日のエクササイズは「自分が愛されていた証拠を探す!」です。

どんな裁判でも検察官と弁護士がいます。
(弁護士と弁護士の場合もありますね)
有罪の証拠を見つける役と、無罪の証拠を見つける役に役割分担されています。
でも私たちが「私は愛されない」という証拠を集め続けている時、それはまる
で弁護士なしで裁判を進めているようなものなのです。
検察官だけがひたすら有罪の証拠ばかりを論じる・・・。
そんな一方的な裁判では勝ち目はありませんよね?

「じゃあ実際、愛されていた証拠っ具体的にはどういうもの?」
と思いますよね?
それは何も特別な事でなくてOKなんです。

私の友達が以前、私の頭を触っていきなりこんなことを言いました。
「成井の頭は丸いなぁ〜。
それはきっと赤ちゃんの時に、誰かが頭の向きを変えてくれてたからやわ。」
その瞬間は一体何のことを言われているのかさっぱり意味が分かりませんでし
たが、その友達が言いたかったことはこうです。
今では赤ちゃん用の頭の枕がありますが、私が赤ちゃんの頃はまだそんな便利
なものは無くて、バスタオルを巻いたものが枕でした。
生まれたての赤ちゃんの頭蓋骨はまだ柔らかいそうなのですが、赤ちゃんは自
分では寝返りが出来ませんから、誰かが面倒を見てくれたはずなんです。
そこには「私が愛されていた」証拠があります。

私の父はあまり言葉やスキンシップで愛情を示す人ではありませんでした。
一緒にお出かけをしても、いつも自分1人だけスタスタと歩いていき、私は
「置いていかれないように・・・」と不安を感じ小走りになりながら追いかけ
た記憶があります。
しかし、父はスタスタと先を進んでいくのですが、ある程度距離が離れたら
「チラッ」と少しだけ後ろを振り返るのです。
そして見ただけでまたスタスタ行きます(笑)
「気になるんだったら子供の歩幅に合わせろよ〜!」って感じですよね?
でもあの「チラッ」こそが父の愛情表現だったんです。
分かり難いし、本当にささやかだし、そんなので伝わる訳ないだろ!(怒)と
も思いますが、その中にも「私が愛されていた」証拠を見つけることができま
す。

もしあなたが「すごい厳しいトレーニングを耐え抜いた!」という感覚なく、
気がついたら今のように当たり前に日本語を話せていたり、お箸を使えたり、
トイレに1人で行けたり、お風呂に1人で入れていたとしたら?
それは誰かが上手に、根気よくあなたに教えてくれた人がいるのです。
そこにも「私が愛されていた」証拠があります。

あなたの人生を「私は愛されていた」という視点から振り返ってみて下さい。
そして「私は愛されていた」という証拠をたくさん集めてみて下さい。
あの両親との関係の中にも、あのパートナーとの関係の中にも、あの過去の関
係の中にも、その証拠は埋もれています。
「愛されていた」という宝探しをしてみてください。
そして、宝が見つかれば見つかるほど、
「私は愛されて来たし、今の私も愛されているんだ!
私は愛されるにふさわしい存在なんだ!」
と今のあなた自身の自信に反映されてきますよ。


from Hiromi Narui

2006年5月14日

一歩前へ 〜行き詰っているな、と感じたら〜

ここ数ヶ月、久々に社会人としての古巣である医療関係にお仕事にお出かけし
ていた私。カウンセラーという視点から久々に直に触れ合う‘社会’。
色んな職業の若い青年たち、彼らの目的がなんであれ自分の未来に‘成功’と
いう2文字をちらつかせながら必死で頑張っていらっしゃいます。
一人の男の子の手をひき、一人は抱っこしながら定時を少し過ぎ保育園の保母
さんに頭を下げて駐車場まで向かう看護婦さんでしょうか、若い女性。
どこかで何かを夢をみて、頑張っていらっしゃいます。
(*^_^*)

さてさて、
‘成功、Success’と一言で言ったとしても一人ひとりその形は違うもので。
それが金銭であったり、物質であったり、一戸建てのおうちを持つこと
だったり、仕事の業績だったり、社会的に何かを成し遂げることであったり、
著名になることであったり平和な家庭だったり・・・。

動機は色々あると思います。
それを手に入れたときの自分の「感じ方」って一体どんなでしょうね。

もしも欲しい幸せや成功が、全ての人に行き渡っていたとしたら、世の中から
争いなどなくなるのに・・・、時々そんなことを思ったりします。

「自分は人のことなど考えていない冷たい奴だ」などと自分のことを評してい
る人ほど、誰かの本当に幸せになった姿を見たときに案外と大泣きをしていた
り、見られまいと無表情を装ってみたり。

人間って素直じゃないですよね、ホントに。どこかで欲しいものや目指してい
る夢から自分を遠ざけているような気がする時ってないでしょうか。

何か「目標」だったり「欲しいもの」だったり、手に入らないと感じることは
多々あると思います。
例えばパートナーシップなどで「相手が変わらないからどうしようもない」と
うんざりしている場合なんかもそうですしね。

もしもあなたが何か「夢」を持っているのだとしたら、それはとっても素晴
らしいこと。

だけど、行きたい場所があるからこそ行き詰っていると感じる時もありますよ
ね。
行き詰ってるなと感じるとき、何か障害を感じるときどういうやり方でその場
を切り抜けようとされますか?

環境(それが周囲の人である場合も含めて)や、状況、物質的な側面、足りな
い何か・・・。それを変化させていくのがとても難しいと感じることもあると
思います。

何か先に進めない障害、それがたとえ自分以外の要因であるように感じたとし
ても私たちの広い広い意識の中には夢に向かうための方向性と、夢を手に入れ
る事に抵抗する力が働いていることもあります。
いわゆる成功することを恐れる気持ち・・・。
今の自分自身から変化していくことを恐れる気持ちでしょうか。

一度、自分の気持ちを覗いてみるのも一つの方法かもしれません。

今回は自分自身の「想像する力」いわゆるイメージを使って簡単に、本当に簡
単に遊びながらチェックしてみましょうね。

今、あなたの目の前に扉があります。
この扉の向こうには、あなたが進んで生きたい道があるとしたら・・・。

まずは、この扉をあなたの心の中で描いて見ましょう。
どんな扉ですか?大きいでしょうか、身の丈ほどでしょうか。
手で触るとどんな感じがするでしょうか?冷たい?暖かい?ざらざらしている
のか、それとも・・・。
重厚な木の扉でしょうか、装飾のある華やかな扉?小人さんのおうちのような
かわいい扉かしら?

扉の前で、あなたはどんな気持ちがするでしょうか?

十分にいろんな気持ちを感じたら

ただ、あなたの目の前の扉をそーっとあけて・・・
どんな世界が広がっているのでしょうか?
誰かあなたを待っている人がいるのでしょうか?

扉の向こう側へ、ただ一歩。
歩き出してみましょう。

もしも怖さを感じて勇気が出ないようであれば、
少し思い出してくださいね。
あなたが「成功」や「幸せ」手にすることで多分笑顔になるであろう人のこと
を。
もしも自分のために歩き出せないのであれば、
「誰かのために」一歩。

十分に存分に、「一歩」を味わいつくしてみてくださいね。
もしも、扉の先の世界にまだ、先のイメージが出てくるようなら、その世界を
存分に楽しんでくださいね。

だって、ここはあなただけの心の世界ですものね・・・。

夢にむかうためのよいインスピレーションや勇気や力があなたのものとなりま
すように・・・。

あなたの感じ方がどう変化していくのか、楽しみながらやってみてください
ね。


問題を感じていたり、行き詰まりを感じている最中はただくるくると問題が頭
を忙しく働かせてしまって事態が何も変わっていない。
そしてまた焦りだす・・・。
なんて時、あなたの「ハート」という力強い味方がいることをついつい忘れて
しまいます。
あなたの大いなる味方である「ハート(感情、ともいうかな)」にすこ〜し
隙間を作ってあげるためにもイマジネーションで遊んでみてくださいな♪


from Naomi Uenishi

2006年5月 7日

なりきりイメトレ〜なりたい自分になる!〜

私達は何か目標がある時、一生懸命何かを“しよう”とします。

例えば、
仕事でこれだけの成績を収めたい、これだけの営業成績をとりたいと思うと、
時間と足を使ってお客様のところにいったり、知識を深めるために勉強したり
します。

彼や彼女が欲しい時、どこかに素敵な出会いがないかなぁと思いながら、
友人に誰かを紹介してもらったり、コンパに参加したりしますよね。

頑張り屋さんの人ほど、一生懸命何かを“しよう”とします。

もちろん、これは悪いことではないんですね。
何かを実現したい、何かを手に入れたいと思う時、実際に自分から行動して
いくことは大切です。

でも、そうやって一生懸命自分を追い立てて頑張っていると、いつのまにか
視野も狭くなって何かを“する”こと事体が目標になっていたりしませんか?

最初は「家族を幸せにしたい!」という目標のために仕事を頑張っていたの
に、一生懸命やっている内に、いつのまにか家族と楽しむことを忘れて仕事
づけの毎日になっていたり…。
結果、疲れて燃え尽きて「自分は一体に何をやっているんだろう?」という
ことにもなりかねません。

出会いを求めていろいろ行動してみても、いい出会いにめぐり逢わなければ、
いくら頑張っても自分には何も手に入らないんじゃないかと余計自己嫌悪に
なってしまったりしますよね。

そこで、そんな悪循環にならないために、何かを望む時、ちょっと意識を広
げて何かを“する”ことだけではなく、そんな自分に“なる”ことをイメー
ジしてみて欲しいんですね。

例えば、
「素敵な彼が欲しい!」と思う時、「彼をつくる」ことを目標にするのでは
なく、
「彼がいたら、こんなことしてあげたい。こんなこと一緒に楽しんでみた
い!」
まずはそんな自分に“なる”ことを目標にしてみましょう。

もし、仕事で疲れた彼においしい料理をつくってあげたいな。
   彼の話をゆっくり聞いてあげたいな。
   いつも笑顔で接してあげたいな。
というのがあるとしたら、

料理を習いにいったり、いろんな人の話にじっくり耳を傾けてみたり、
いつも笑顔で同僚や家族に接してみたり、そんな自分に“なる”ことで
自分を広げていくことができます。

『彼』だけにむけるものではなくて、『誰に対しても』いつもそんな自分
でありたいなぁと、それを目標にしてみてください。
ここで『特定の人』に限定してしまうと、自分の受け取れる力を制限して
しまうことになります。

あんな人になりたいなぁ、そんな憧れの人がいるのなら、その人になりきっ
てマネをしてみましょう。
ポイントは、大きなことよりもなるべくシンプルなこと、人との接し方や挨
拶等日常の癖のようなもの、目に見えにくいものを真似てみることです。

そうして、なりたい自分に“なる”ことで、欲しかったものもグンと手に入
れやすくなってきます。
何かを“する”こととの相乗効果もバツグンです!


○エクササイズ○

まずは、「何を手にいれたいのか?どうしたいのか?」目標設定してみま
しょう。
ここで大事なのは、より具体的にイメージしてみることです。
ここで謙虚にならなずに、貪欲に望んでみましょう。

ただ「彼が欲しい!」よりも、
「こんな(外見でも内面でも)彼が欲しい。二人でこんなところに遊びにい
きたい!こんな関係になりたい!こんなことをしてあげたい!」等など
より具体的にイメージしてみてくださいね。

具体的に細かくイメージすることで、自分がどこにいきたいのか?どうなり
たいのか?より明確になってきますよ。

あとは、そんな素敵な自分になりきって!行動してみるだけです。
楽しんでやってみてくださいね☆


from Junko Shiota