2006年8月28日

ハグをしよう!

ハグというのは、「抱擁」と訳されますが、外国の人が、あいさつの時に抱き
合うアレです。
日本ではあいさつでハグをする習慣がないので、余り日常で目にしたり体験す
ることが少ないかもしれません。

想像がつきにくいかもしれませんが、ハグをする(される)と気持ちいいので
す。
海外ではハグセラピーと呼ばれる癒しの方法として使われることもあるほど、
ハグには不思議な力があるようです。

そこで、今日ご紹介したいエクササイズは、ズバリ、「ハグをする」です。

ハグをすると、相手の体温や、鼓動や、いろいろなものを感じることができま
す。
体と体をくっつけることで、2人の距離はとても近く感じられます。(物理的に
すごく近い距離ですよね。)

この時に、ハグをすることよりも「感じること」に意識を向けてみましょう。

つながりや絆と呼ばれるものや、親密感というものも感じることができるかも
しれません。

ただ、街中で知らない人にいきなりハグをすると大変なことになってしまうの
で、今回は、イメージの中でハグをしてみましょう。

イメージの世界は自由な世界ですので、誰とでも好きなだけハグをすることが
できます。あなたの他に誰も見ていないので、恥ずかしくもありません。
心ゆくまでハグを楽しんでください。

さらに、イメージの世界ならではのものとして、つながりの部分もイメージし
てみましょうね。


<エクササイズの進め方>

・ハグをしたい人を1人思い浮かべましょう。

・軽く目を閉じて、その人を思い浮かべて見ましょう。
 あなたとその人との間には、どれくらいの距離があるでしょうか?
 (その距離が、2人の間の心理的距離になります)

・そして、あなたのハートから、金色の橋が相手のハートに届くようにイメー
ジしてみてください。

・金色の橋が相手のハートに届いたら、相手との距離はどれくらい近くなりま
すか?


※相手の人があなたの目の前に近づくまで繰り返してください。


・相手の人があなたの目の前まで近づいてきたら、今度は、金色の橋が、相手
のハートからあなたのハートに届くイメージをします。

・相手の橋があなたのハートに届いたら、その相手とハグをしましょう。

・そして、あなたの体と相手の体が一つに溶け合うイメージをします。

・完全に溶け合って一つになったら、ゆっくり目を開けてください。


いかがでしたか?

イメージしにくいようでしたら、ハグをしても大丈夫な人と、ハグをしても大
丈夫な場所で、実際にハグをしてみるとわかりやすいかもしれませんね。


from Yoshinori Kimura

2006年8月20日

自分に嘘をつかない

あなたが感じていること。
あなたが望んでいること。
あなたが求めていること。
あなたの周りの人は一体それをどのくらい理解してくれていますか?
そして、あなた自身はどのくらい自分のことを知っているでしょうか?

私達は日常生活の中で、実はけっこう自分自身に対して嘘をついたり、制限を
設けたりしています。
例えば腹が立っているんだけど「そんなことない・・・」と押さえ込んだり、
悲しい気分なのに「大丈夫・・・」と自分に言い聞かせたり。
本当は苦痛を感じるのは嫌なのに「自分だけ楽はできない」と我慢したり、犠
牲したり。
本当は大好きな物や人なのに「まぁまぁ好きかな・・・」と濁してみたり、時
には「興味ないよ」という振りをしてみたり。
時には本当に望んでいるものに対して「これは物理的(時間や経済的に)に無
理だな・・・」と諦めてしまったりもします。

それはある意味”大人”としての理性や協調性かもしれません。
時には恥ずかしさや遠慮だったりもします。
しかし上手に自分に嘘をつき続けていると、「あれ?私って本当は何がしたか
ったんだろう?」「あれ?自分らしいってなんだろう?」と自分自身の本当の
気持ちが分からなくなってしまいます。
そしてそれは私たちが自分のことをわからなくなるだけではなく、周りの人か
らも「あいつは何が欲しいんだろう?」「あの人はどういう人なんだろう?」
と見えなくなってしまいます。

もしあなたが「周りの人は自分の気持ちを分かってくれない!」とか「私が望
んでいることが何も手に入らない!」と感じることがあったとしたら?
それはもしかしたら周りの人達に”本当のあなた”が伝わっていないのかもし
れません。
もしあなたが「なんだか退屈だなぁ・・・」と時間を持て余してしまっていた
としたら?
それはもしかしたらあなた自身が「自分は何が欲しいのか?」を見失ってしま
っているのかもしれません。

昔々、私たちが子供のときはそうではありませんでした。
「お休みの日に何したい?」と聞かれればすぐさま答えられました。
「晩御飯何食べたい?」と聞かれれば、自分の大好物を答えました。
「今欲しいもの何?」と聞かれれば、いくつも答えることができました。

もしかしたら今の私達は、いろんな制限の中で自分自身に
「あなたは何が欲しいの?」とか
「あなたは何を感じているの?」
と質問することさえなくなってしまったのかもしれません。

そこで、今回のエクササイズは”自分自身に質問をする”です。
食事時には「今日のご飯は何食べたい?」
自由時間ができたら「今から何したい?」
何か感情が動いたら「私は今何を感じているの?」
という日常生活の中での質問でもOK。
「自分が仕事に求めているものは?」
「自分がパートナーシップの中で欲しいものは?」
というようなテーマ的なものでもOK。
「私が本当に欲しいものってなんだろう?」
そんな人生を通じての質問でもOKです。

自分自身にあらゆる質問をしてみてください。

質問の答えをすべて実行する必要はありません。
ただ「おぉ・・・そうか。今自分はそう感じているんだ!」という事だけをた
だただ認めてあげてください。
その出てきた答えに、良い・悪いとか、正しい・間違っている等の判断を持た
ずに、ただ「そうなのか〜」と耳を傾けてあげるというのが重要です。
自分自身に素直になっていきましょう!


from Hiromi Narui

2006年8月12日

サインを知る

人は皆、心の中に多くの思いを抱えています。

例えばある人の心の中に「仕事を頑張りたい」と思う傍ら、「楽して儲けたい」
という思いが仮にあったとしても、取り立てて変なことではないと思います。
誰にだって、相反する気持ちが内在して葛藤することはあるのではないでしょ
うか。

ただ、人生を幸せに過ごしている人や周囲から成功者と呼ばれる人たちの多く
は、ほとんどの分野において行動に一貫性があるようです。きっと、葛藤が少
ないのでしょうね。

心のもたらす力は甚大です。どんな人であれ、迷うことなく一つのことに集中
できたとしたら、それは必ずや実を結ぶことになるでしょう。それほどに、迷
うことなく自分のすることを一つに選び取ることはパワフルなことなんです。

人生の葛藤を無くす。こう言われて無くせる人もごく稀にいます。しかし多く
の人にとってそれは難しいことです。中には「人生のことより、俺は母親と嫁
さんのどっちに味方すればいいのかを知りたい」という人もいらっしゃるかも
しれません。そして、それはもちろん大切なことです。問題に大きいも小さい
も無いですから。

抽象的なものであれ具体的なものであれ、大切なことは、自分が目指している
(目標にある)価値、信念、意図などが選んだことに一致しているかどうかだ
と思います。難しく書いてしまいましたが、要は「選んだことに満足するかど
うか」ということです。そして、そのサインは自分にとってどういうものか知
ろう、というのが今回のエクササイズの主旨になります。

<満足した時のサインを知る>

・些細なことでもかまいません。満足いく結果を選んだ時のことを思い出して
 ください。
 例:高いけど素敵な服を悩んだ末買い、後日着た時にとても満足した

・その時の満足感に、こだわってみてください。どう感じますか?
 
 例えば・・・、
 ・叫びたくなるような、エネルギッシュな感じでしょうか?
 ・頭の中にピカーン!と電球が浮かんだりするのでしょうか?
 ・なんか心の中が穏やかで、すっきりした感じでしょうか?
 ・クイズ番組で正解した時のような音を思い浮かべたりするのでしょうか?

 それは一人ひとり違うサインのはずです。
 自分はどんな風に感じているのか、意識してみてください。

<しっくり来ない時のサインを知る>

・選んだ結果、さらに悩んでしまった時のことを思い出してください。
 例:高いけど素敵な服を悩んだ末買い、後日着たが、もっと素敵な服や
   値ごろ感のある服があったのではないかと思い悩んでしまった

・その時、自分はどんな感じを感じているでしょうか?

 例えば・・・、
 ・モヤモヤした感じでしょうか?
 ・景色が暗くなるような感じでしょうか?
 ・体が重たい感じでしょうか?
 ・ブブー、と頭の中でブザー音が鳴ったりしちゃうのでしょうか?

 これも、自分にしかわからない独自の感覚、サインのはずです。
 それを知ると、自分の意にそぐわない選択を回避しやすくなります。

自分の感覚が示すサインを把握することによって、満足のいく結果を選びやす
くなれば幸いです。

from Dai Takahasi

2006年8月 5日

声を聴いてみよう

自分の声をカセットテープやICレコーダーなどに録音して、再生してみると、
自分が想像していた自分の声と全く違う声に感じたとって、ありますよね。
こんなとき、皆さんはどう感じますか?

「恥ずかしい」とか「自分の声じゃないみたい」とか「信じられない」とか
「聴きたくない」とか、いろいろ思われるかもしれません。
しかし、周りの人は、いつもその声を聴いているんですよね。

同じように、周りの人から褒められたり、価値を伝えられたり、愛情を伝え
られたとき、自分の声を聴いたときのように思われているのではありません
か?
人間は、なかなか自分の考えにないことは受け入れられにくいものです。
でも、録音した声のように、自分が思っていることと、人が思っていること
が違うというのは、実はたくさんあります。
その時、周りの人が感じている「認識」が自分と食い違ったとき、そして、
その周りの認識を自分が受け入れられないとき、摩擦や誤解などが生じやす
くなります。

この摩擦や誤解をなくすためには、自分が見ている自分と、相手が見ている
自分の違いを受け入れることが大切です。

相手が自分のことをどう思っているかを気にする必要はありません。
自分が自分をどうとらえているのか、この部分に誤解や間違いがないかを知
ることが大切です。

自分自身の「生の声」を聴いてみてください。
そして、自分が思っている自分と、声から感じる自分の違いを、受け入れて
みてください。
受け入れられたとき、何か新しいことに気がつくかもしれませんよ。

ありがとうございます。


from Kenichi Nakahara