2007年5月19日

問題を通して与えられている恩恵を受け取る

誰かとケンカした時や仕事で失敗した時や財布を落とした時など、嫌な気分に
なる状況がやってくると、「何で自分がこんな目に遭わなきゃいけないんだ!
?」と思うことはありませんか?
私は、よくあります(笑)

その時、「神も仏もあったもんじゃない!(怒)」と毒づいたり絶望すること
もできますが、それではますます気分が悪くなってしまうだけですよね。

一見不幸な出来事の中にも、自分の成長につながる恩恵が隠されています。

もしも神様がいるのなら、神様はどうしてこのような出来事を自分に与えるの
か?神様にインタビューをしてみることで、与えられているものに気づき、そ
れを受け取っていくエクササイズをご紹介いたします。

<エクササイズ>

「神様(慈愛で世界やあなたの運命を司るような大いなる存在ならば、仏様で
もマリア様でも何でもかまいません)」をイメージしてみましょう。

神様の辞書には、否定、拒絶、批判、攻撃といったものがなく、愛することや
与えること、幸せを願うことしか書いてありません。
そんな神様が天からあなたを見ています。

神様はどんな表情であなたのことを見ているでしょうか?

そうして神様があなたを見ていると、下界ではあなたが嫌な気分になる出来事
が起こりました。

神様は穏やかに微笑みながら、その様子を見ています。

下界であなたが苦しんでいる様子を微笑みながら見ている神様に、このように
聞いてみてください。

「神様は、どうしてこのような出来事をお与えになるのですか?」
「神様は、この出来事を通して、あの下界の苦しんでいる人にどんな恩恵を与
えようとしているのですか?」

愛すること、与えることしかしない神様の口からは、どんな答えが返ってきま
したか?


いかがでしたか?

問題の影に隠された恩恵をいっぱい受け取ってくださいね


from Yoshinori Kimura

2007年3月31日

ショッピング・セラピー

「買い物」というのは人それぞれに傾向があっておもしろいですよね。
数ヶ月前に、女友達6人で旅行に行ったのですが、そこでもそれぞれの
買い物のパターンを垣間見ることができておもしろかったです。
洋服やアクセサリーに興味が行く人、おみやげを一生懸命探している
人、サンダルに帽子などなどすぐに使えるものを買う人・・・私はと
いうと、買ったものは本やCDといったものが多かったです。
買ったものたちというのは、それぞれの人の興味や関心をそのまま表して
いるからおもしろいですよね。

例えば、私は普段から本や教材を買ったり、おけいこごとをするのが
好きで、これまでもそういったジャンルに一番お金を使ってきました。
私が一番心ひかれてしまうのは、「学ぶ」ことなんですね。
洋服やアクセサリーを買った友達は「おしゃれ」が上手、おみやげを
買った友達は「人を喜ばせる」ことが大好き!! 
こんなふうに、買い物にも私たちの心の中が映し出されています。

そこで今回は「買い物」という切り口からあなたの興味のあるもの、
そしてそこからたどってあなたの才能を探してみましょう!!


1.買い物の傾向を探る!
まずは、あなたの買い物の傾向について考えてみましょう。

・何に一番お金を使っていますか?
・どんなものをよく買っていますか?
・買うときに喜びを感じるのはどんなもの?

そんな質問を自分に問いかけて、その答えを紙に書いてみてください
どんな傾向がありますか?

(私の場合は、学ぶこと、本やおけいこごとが好きなことがわかり
ました)


2.興味のルーツを探る
1.で出てきた傾向を見ながら、どうしてこうなったのかルーツにつ
いて考えてみてください。

・それはいつごろからですか?
・誰の影響ですか?
・それに関して今までどんなことをやってきましたか?

(私の場合、ルーツは母ですね。
母もいろいろ習い事をしていましたし、私にもたくさん習い事をさ
せてくれました。
そしてよく「教育をつけるのが一番の財産」だと言ってました)


3.自分にとってそれは大切なものだと認める
買い物に出てくる傾向というのは、意識しないうちにやっていること
ですから、あなたにとって本当に染み付いているものです。

・これって私にとって大切なことだったんだ
・私はこれが大好きなんだ

と認めてあげてください。

(私の場合、「あぁ、また本を買っちゃった」とか「おけいこごと
ばかり色々やってるけど何も身についてないなぁ」などと自分を
責めることが多かったのですが、実は、本を買うことやおけいこに
行くこと自体が私にとって楽しみだったと気づいてからは、
そのこと自体を楽しめるようになりました)


4.あなたにとって大切なものを通してあなたの世界を広げましょう
新しいことをはじめるとき、苦手なことをやらなくてはならない
ときには、不安や抵抗が出てくるものですが、それをあなたに
とって大切なものを通してやってみてください。

例えば、新しい学校や職場になじめるか心配なとき、
・おしゃれが好きな人は、まずは格好から入ってみてください。
この場に似合うのはどんな服装かなぁ?
・人を喜ばせるのが好きな人は、新しいまわりの人たちをどうやっ
て喜ばせようか?いろいろ考えてみてください。

(私の場合は、まずは新しいところに関する知識を仕入れること
から始めます。本を読むとかインターネットで調べるとか)

好きなこと、大切なことを通してものごとを行うと、入っていき
やすくなります。

「買い物」を通してあなたの中心を見つけ、そこから世界を広げ
ていきましょう!!


from Kimiko Maeda

2006年7月 1日

梅雨のよいところを考えてみよう

冒頭のあいさつでも、少し触れましたが、梅雨というと、
みなさんは、どんなイメージがありますか?

日本には四季があって、一年を通して、いろんな気候を、
体験できます。

それは、私たちの人生にも良いときも、そうでないときもあって、
様々な体験を伴うのにも似ています。

そこで、梅雨というこの時期にある、よいところを見つけるという
ちょっとした頭の体操を今回は、ご提案します。

私たちの人生において、どんな出来事があっても、そこにある、
よいところを見つけるポジティブシンキングの、
トレーニングになると思います。

答えというものはとくになく、みなさんが思いついたことが答えです。
私も考えてみましたので、自分で考えてから、参考にしてみてくださいね。

○梅雨のよいところ

・農作物を育てるのに役立つ
・夏に備えて、各地で水を蓄えることができる
・紫陽花が美しい
・雨で少し涼しいので、夏の暑さに少しずつ適応していける
・夏に活発に行動するための休息になる
・出歩くのが億劫になるので、家の用事ができる
・みんな元気がないので、テンションが低くて楽でいい(笑)
・雨や気温の変化に対応しなくてはならないので、困難にマメに、
 対応する力が身につく
・熱帯雨林気候の地域の人の気持ちが少しわかる(?)
・雨音と、おちついた音楽をBGMで読書などすると、良い気分になれる
・雲の微妙な色合いに見とれると、心がおちつく
・インドアな遊びが楽しめる
・ドライブのときに、シャーって気持ちいい
・梅雨で鬱陶しいですね・・・と、あいさつのバリエーションが増える
・夏に活発に行動するための、程よい欲求不満になる
・忍耐力が身につく
・鬱っぽい気分を肯定できる
・あえて、さわやかに過ごす暮らしの知恵が身につく
・食中毒の危険に備え、本格的な夏の前に、衛生面の強化になる
・夏が間近になり、でビールの季節が来た気分になれる

20個考えてみました。あくまでも私の発想なのですが、みなさんの
発想と似たところがありましたか?


from Mikio Shimizu

2006年5月27日

観察する

ある有名な心理学者は、顔を見ただけで、その女性が妊娠しているかどうかわ
かったそうです。すごいですね。
それがわかることもすごいですが、なによりもすごいのは顔を見て妊娠を判別
しようと思ったことだと思います。
きっと、観察することで多くのことを知ることができると、心から信じていた
のでしょうね。

何が言いたいのかというと、わかろうと思って見るとわかることができる、と
いうことです。

普通の人が妊娠を判別できる力を身に付ける必要性はあまり無いと思いますが、
相手の気分や体調などをより深くわかることができたら、コミュニケーション
の質がさらに高まるのではないでしょうか?

あなたの身近に、「何を考えてるのかわからないなぁ」と思う人がいるかもし
れません。また、「もっとこの人のことを知りたいな」と思う人がいるかもし
れません。まずは、「もっとよく見てみたら、もっと深く知ることができるか
もしれないな」という意識を持ってみてください。

次に、どんな部分を見るかですね。
もちろんどの部分にもメッセージはあるのですが、それでは漠然とし過ぎてい
ると思うので例を挙げておきます。

「目は口ほどにものを言う」という言葉があるように、目にはいろいろなメッ
セージが込められています。穏やかな目や温かい目もあれば、冷たい目や疲れ
目などもありますよね。何かを思い出そうとしている時などは上のほうを向き
やすいですし、落ち込んだときはうつむきがちになります。

また、呼吸も意外と多くのメッセージを伝えてくれます。
面談カウンセリングなどでお見受けすると、主に胸の辺りが上下する人とや、
主におなかの辺りが上下する人がいらっしゃったりします。
緊張や安心感、興奮や痛みなど、感じているものによって呼吸の位置や深さが
変わったりすることは、よく観察してみるとわかったりするんです。

これらのメッセージを把握して適したコミュニケーションを取れたら、素晴ら
しいですね。

今回のお話は一般化できない抽象的な話です。個人差ももちろんあります。
一番大切なのは「相手をよく観察すれば、より深く理解できる」と思うことで
す。その意識が相手への理解をより深めることでしょう。


from Dai Takahashi

2005年7月30日

感覚の位置づけを変えてみよう!

ちょっとイヤだなぁと感じる体験を、別にどうってことないな、という感覚
に変えていくエクササイズです。

まず1つ目に、ちょっとイヤだなぁと感じている体験を選んで下さい。
ものすごくいやだ!!と感じるような、大きすぎる問題は避けて下さい。

例として「教習所で運転に失敗してしまった」という体験を選んだとします。
これを体験Aとしましょう。

そうしたら、2つ目に、1つ目に選んだ体験が、これぐらいたいしたことの
ない感覚に感じられればいいな、と思えるような体験を選んで下さい。

問題なく運転していた日の体験でもいいですし、まったく違った場面で、
普通に仕事をこなしている時の体験でも構いません。これを体験Bとします。

それではまず、体験Aについてイメージしてみて下さい。

・その場面は、映画のように動いていますか?
 それとも、写真のように止まって見えますか?  → 動いている

・その場面は、白黒ですか?それともカラー?   → カラー

・その場面は、自分から見てどのくらいの距離の → 目の前50cmくらい
 ところに見えていますか?方向は?        のところに見える
                   
・そのイメージはぼやけていますか?それとも、 → ハッキリ見えている
 ハッキリと見えていますか?

・周りの音や声は聞こえていますか?      → 聞こえている


上記の質問に対する答えをメモして下さい。→の右側にある答えは、
例えです。このようにイメージされているとします。

次に、体験Bをイメージしてみて下さい。
そして、体験Aとまったく同じ質問をします。

・その場面は、映画のように動いていますか?
 それとも、写真のように止まって見えますか?  → 止まっている

・その場面は、白黒ですか?それともカラー?   → 白黒

・その場面は、自分から見てどのくらいの距離の → ななめ左上、1mほど
 ところに見えていますか?方向は?        先のところに見える
                   
・そのイメージはぼやけていますか?それとも、 → ハッキリ見えている
 ハッキリと見えていますか?

・周りの音や声は聞こえていますか?      → 聞こえない

そして、この体験Bのイメージの見え方も、メモしておきます。

そうしたら、今度はまた、体験Aのイメージを見ていきます。
この時に、体験Bの見え方をメモしておいたと思いますが(上記の例えで
右側に書いてある答えです)、その体験Bの見え方に沿って、
体験Aのイメージを変えていきます。

例えば、一つめの質問で、体験Aでは「動いている」で、体験Bでは、
「止まっている」となっていますから、体験Aの、「教習所で運転に
失敗してしまった」、という、動いて見えているイメージを止めます。
静止画像として、その失敗した体験を見て下さい。

二つ目の質問で、体験Aは「カラー」、体験Bは「白黒」となっています
から、カラーで見えている、一つ目の質問で静止画像に変えた体験Aを、
さらに白黒のイメージに変えます。

三つ目の質問では、目の前50cmくらいのところに見えている、白黒で、
止まって見えている体験Aを、体験Bの見え方と同じように、ななめ左上、
1mくらい先の方へ、イメージを動かします。

四つ目の質問は、両方とも「ハッキリ見えている」と同じなので、
そのままで大丈夫です。
(もしも体験Aと体験Bの見え方が違う場合は、体験Bと同じように、
 体験Aの見え方を変えます)

五つ目の質問で、体験Aは音や声が「聞こえている」で、体験Bは、
「聞こえない」ですから、最後に体験Aのイメージから音を消します。

体験Aのイメージの見え方を、体験Bの見え方と同じように変えたら、
そこで終了です。

メモをいちいち見ながらイメージを変えていくのは大変かもしれません。
できれば誰かに協力してもらって、体験Aのイメージを変えていくときに、
体験Bの見え方のメモを、読んでもらうと、やりやすいと思います。

このように自分の中にあるイヤな体験のイメージを変えていくと、
その体験に対する感覚も変わってきます。

このエクササイズは、いろんな体験に応用できます。
例えば、毎日チョコレートを食べすぎていて、週に1回ぐらいに減らそう!
と思ったとしたら、自分が週に1回ほど食べている食べ物でやってみます。
これをお豆腐だとしますね。
体験Aはチョコレート、体験Bはお豆腐をイメージしてみて、同じように
その食べ物(チョコレート)が見えているイメージを動かしてみて下さい。

食べ物でこのエクササイズをやる場合は、質問事項に、「匂い」や「味」の
項目も付け加えると、さらに効果的です。ハッキリ匂いや味も感じられるか、
それともまったく感じられないか、イメージしてみて下さい。

ものすごくつらい体験や、長期間繰り返してしまっている行動やクセなどは、
このエクササイズだけで変えていくのは難しいこともあると思いますので、
そういう場合は、カウンセリングなどが必要になってくるかもしれません。

今回のエクササイズは、ちょっぴりイヤな体験や、
なんとなく気になっていて、改善したいクセやものの捉え方など、
日常の、大きすぎないテーマのものを変えていくのには、効果的です。
ゲーム感覚で楽しみながら、試してみて下さいね。

たいしたことはないと思っている、小さな問題が解決するだけでも、
案外ほっとできたりするかもしれませんよ。


from Hitomi Kitagami

2005年4月 9日

制限がないとしたら?

もしも何の制限もないとしたら、
あなたは何がしたいでしょうか。
何になってみたいでしょうか。

今の「あなた」という設定を、完全に取り払って考えてみて下さい。

大統領に立候補したい!
宇宙旅行がしたい!
ディズニーランドを貸切で遊ぶ!
「オーシャンズ13」に出演する!
オリンピックで金メダルを獲得する!
・・・・・

どんなものが出てきましたか?
それは楽しいですか?意外でしたか?
それとも馬鹿らしい?あるいはちょっぴり恥ずかしい?

イメージの世界は何を想像しようとも、
何から何までまったくの自由です。
その世界を存分に味わって、しばらく楽しんでみましょう。

それでも、どうしても今の「自分」が浮かんで制限してしまう人、
イメージをしようとすると痛みを伴う人は、
よほどその要素が、今の自分を止めているものなのかもしれません。

女だから・・・サラリーマンだから・・・?
高卒だから・・・借金があるから・・・体が弱いから・・・?

問題ばかりが次から次へと出てくる人は、
その問題を、自分以外の誰かが解決するとしたらどうなるか、
イメージしてみましょう。
これも、自分の枠で制限しないで考えてみましょう。

もしおんなじ問題をトム・クルーズが持ったとしたら、
どうやって解決するでしょうか?

あなたがチャップリンだったら、お笑い芸人だったら、
もしくはインディアンだったら、宇宙人だったら、
チンパンジーだったら(^^;)、
その問題にどう対処するでしょうか。何が起こるでしょうか。
この際、思いっきり日常を離れてイメージしてみましょう。

恋愛映画だったら、ヒューマンドラマの中では、
どう解決するでしょうか。そのときの役者のセリフは?

いろいろなイメージを膨らませたら、
今度は同じことを自分がしている場面を想像してみましょう。

現実には言えそうにない言葉ですか?突飛な行動でしょうか?
意外にしっくりくるものもあるかもしれません。

自分の制限を越えてみると、盲点だった解決策が見つかったり、
自分の中からはありえないような言葉が出てきたりするものです。

すぐに解決をすることは難しくても、解決された場面をイメージして、
そのときの感情もしっかり感じながら、イメージの中で行動するだけでも、
今この時点での不安感や恐れ、怒りなどが和らぐかもしれません。

中には、イメージすら出てこない人もいるかもしれませんね。そんな人も、
最初からはっきりと映画や写真のように見える必要はありません。
こんな感じかな・・・こんなふうにしゃべっているかも・・・
かすかに伝わってくる音や感覚だけでも構いません。

逆にもっと深めていきたい方は、
最初に出てきた、なりたい人、やりたいことなど、
それらが出てきた理由も考えてみましょう。
その状況や、その人の、どんな要素が欲しいのでしょう?

「ほっとできるから」
「自慢できるから」
「天にも昇るほどの快感を味わえるから」

いろいろ出てきたら、その要素を得るためには、
例えば他に何をした時に、同じくそれを感じることができるでしょうか。
たくさんイメージしてみましょう。

ああ、やっぱりこれが欲しかったんだ、と思うかもしれません。
あれ?本当はこういうものが欲しかったのか!と気づくかもしれません。

そうしたら、次は、それを現実に手に入れる方法を、
具体的に思いつくかもしれません。

あなたのイメージに制限はありません。
イメージの世界は無限大です。
そして、あなたの可能性も無限大です。


from Hitomi Kitagami

2004年9月17日

良いサインを探してみよう 

日常で、良くないこと、気分が悪いことが起きると、みなさんはどんな風に
なりますか?

私達は、良くないことが起きると、どうしてもその事実だけに耳を傾けてし
まいがちになってしまいます。
ある意味、それだけ回りの影響力を引き受けている(関わっている)わけで
すから、悪いことばかりとは言えませんが。

でも、ひどく影響を受けてしまうまと、ほんの些細なことであってもその気
分の悪さが倍増していって、ものすごーく最悪な気分に陥ったりしません
か?
まるで、その感情が自分の世界すべてのようになってしまい、どんどん一人
きりの世界に入っていくような感じですよね。
そこでは、まだ起こってもいないようなネガティブなストーリーがどんどん
出てきます。

でも、そんな時にこそ、顔をあげて、しっかりと外を見つめてみて欲しいん
です。自分、ではなくて、外の世界・周りの景色や人を。

悪いことがある時、必ず良いことも同時に起こっています。
でも、あまりにも悪いことにばかり囚われてしまうと、良い方のサインを
キャッチできなくなってしまいます。

例えば、
大嫌いな人の中にも、頑張って探せば(笑)ひとつくらいいい要素を見つけ
られるかもしれませんよね。

すごく怒られたんだけれど、その中にもその人なりの愛情を見つけられるか
もしれません。
ただ怒られて悔しいと思うのか、それでも相手の気持ちも一緒に感じられる
のか、同じようでも、その後自分が受ける影響は大きく変わってきます。

また、上手くいかなくてイライラしちゃう時に限って、とても親切にしてく
れる人に出会えたり。
何にも縛られてない時だからこそ、そういう小さなことにも純粋に感謝でき
るのかもしれません。

でも、自分の世界に入ってしまうと、どうしてもそういう良いサインを見落
としてしまいます。一人きりの孤独な世界にいるわけですから。
そこではどんどん怖れが強くなってしまいます。

もちろん、あまりにもひどい状況が起こるとそんな余裕はないかもしれませ
んね。
そんな時は、気のすむまで落ち込んでみるのもひとつだと思います。

でも、十分に休んだら、勇気を出して、ちょっと顔を上げてみましょう。
貴方を幸せに導いてくれるサインを探し求めてみてください。
ほんの小さなことでも、それがきっと大きな幸せへの入り口になると思いま
すよ。


from Junko Shiota

2004年5月10日

高いところから眺めてみよう

毎日の生活の中で、ストレスに感じること、悩み・問題、
いろんなことがあって、いろんなことを感じていますよね。
同じ体験をしても、それをストレスと感じるか、感じないかは、
人それぞれ大きく違ってきます。
小さな出来事にこだわらないようにしていくエクササイズです。

さて、今日は、苦しんでいるその自分の体を抜け出してみましょう。
まずは5mくらい上から自分自身を眺めてみましょう。
次に、もっと上、5階建てビルの屋上くらいの高さから、自分を見てみましょう。
怒りや悲しみ・不満・不安・寂しさ・嫉妬など、
そういった感情の全てを、自分の体の中に残して、
どんどんどんどん、上へ、上へと上がっていきます。
自分の体が、それに従ってどんどんちっちゃくなっていくのが見えます。

色とりどりのビーズをたくさん並べてみて、
そのうちの一つが、眼下にちっちゃく見えている自分だと思ってみましょう。
友達や、彼や彼女や、家族の一人一人、そして会社の上司、
近所のおばちゃん、コンビニの店員さん、旦那や奥様、
一つ一つのビーズに、自分の周りの人を当てはめてみましょう。
自分の考え・感じている感情の全ては、
そのビーズの中に置いて見てみましょう。

今日一日に起こった出来事や、何かつらい体験があった時のことなど、
そのビーズの一つ一つが感じたり、話したりしているのをイメージしてみて下さい。

高いところからの視点が持てるようになると、
自分の問題も、客観的に見ることもできるようになってきます。
一粒一粒のビーズが周りと語り合っているのを眺めているうちに、
周りと自分とを対等に評価したり、自分の問題だけにこだわらなくなってきます。

ずっとず〜っと上の方からビーズ全体を見渡してみて、高いところにいる今の
あなたの視点から、このビーズ全体に必要なものは何か、特定の誰かに
こだわらないで、考えてみましょう。
その答えが浮かんできたら、次に、そのためにあなたのビーズは、
どんなふうに動いて、何を語り、何を感じるといいでしょうか?
その中でできることから、実際に行動に移してみましょう。

これを繰り返していくうちに、より大きな視野で物事が見れるようになって
いきますから、
出口が見えなくなってしまって迷路に迷い込んでしまったように感じるときなど、
感情の抜け道ができたり、新たな選択肢が見えやすくなってくるでしょう。

from Kitakami Hitomi

2004年3月14日

失敗を望んでみよう

カウンセリングをしていると、人とうまくコミュニケーションが
とれない、と悩んでいる方が結構いらっしゃるようです。

「どんなことを言ったら面白いだろう・・・?」
「相手はどんな答えを望んでいるんだろうか?」
「いったい何の話をすればいいわけ?」

相手に満足してもらおう、無難に会話をしようと思う度合いだけ、
緊張してしまう自分が現れだして、それがうまくいかない結果に
つながってしまう・・・。
この悪循環をわかっていながらも、抜け出せずに困っていらっしゃる
方が実に多いんです。

皆さん、とても真面目な方なんですよね。
相手に気分良くなって欲しいという気持ちや、嫌な気分になって欲しくない
という思いが、会話を成功させたい!というプレッシャーになっている
ようです。

そしてそこにはもう一つ、失敗することへの怖れが隠れています。
失敗してしまった自分が想像できないから、失敗するのが怖い・・・。

見えない恐怖、って怖いですよね。
それは例えるならば、自分の横でどんどん風船が大きくふくらんでいく
ようなものです。いつ割れるのかわからない。
もしもその時に自分が針を持っていたら、風船に針を自分で刺して、
割れるタイミングをコントロールしたくなりませんか?
いきなり割れるより、覚悟して割れてくれたほうがまだいいですからね。

そういった理由で、なぜか相手の前でわざと失敗してしまう自分がいる、
という方もいらっしゃいます。

まず前提として、どんなに人間関係が円滑そうに見える人でも、
失敗したことの無い人なんていないんだよ、という側面を見てくださいね。
次に、今回のようにコミュニケーションに問題意識を抱えている方の中で、
もしも今までの人生の中であまり失敗したことがない、と感じている方が
いらっしゃるなら、失敗をしてこなかったことが失敗だったのかもしれない、
と考えてみてください。

ではどうすればこの状態を断ち切ることができるでしょうか?

ここでは、真面目だという魅力を最大限に生かし、発想の転換をすることを
お勧めします。

今後、苦手な対人関係のシチュエーションに遭遇したら、

「どんなことを言えば私は失敗できるだろうか?」

ということを、真面目に一生懸命に考えてみてください。
ここでしてはいけないのは、「何も言わずに気まずくなる」という
選択肢を選ぶことです。
どうせ失敗するならば、何かを言って失敗しましょう。

そう考えながらも、会話がうまくいったとしたらそれはラッキーです。
自分の運の良さを誇りに思いましょう。

もしも考えたとおりに失敗したとしても、気落ちしないでください。
だって、思惑通りに失敗することができたんですから。
失敗することに成功したんだから、すごいです(笑)。

失敗することを一生懸命に考え続けた結果、馬鹿馬鹿しくなるかも
しれませんね。それでも全然かまわないです。
「馬鹿馬鹿しいわ〜」という気持ちが緊張を解きほぐし、心の余裕を
作ることが出来ると思います。

逆説的な考え方ですが、面白いエクササイズだと思いますよ〜。

from Dai Takahashi

2004年2月 6日

人とは違って当たり前

容姿や指の先、細かくいうと指紋の形まで、双子であれば似ている所も
あるでしょうが、自分と同じ姿をしている人はこの世の中には存在しません。

だけど価値観が似ているなどで、自分が考えたり感じたりすることが相手も
同じだと考えてしまうことがしばしばあります。
そのせいで良かれと思ったことをしてあげたら喜ぶどころか怒られてしまったり、
または一緒に話に乗ってくれるだろうと期待して楽しかったことや嬉しかった
出来事を話しているのに、相手は全く反応がなくて「つまらないな・・」と
感じてしまったり・・。

これらは友人や同僚・上司との関係で起こりやすく、ましてや夫婦関係や
彼(彼女)ならば、異性であるからこそ思考パターンや感情も異なって
いますから余計に気を配ることが大切になってきます。

人と自分は違って当たり前。

これを私達はついこのことを忘れてしまいます。


例えば、ある出来事で相手に腹が立って怒りが出ている時。

「どうしてあんな態度を取るの?」
「どうしてあんな言い方をするんだろう?」

その後に続く言葉は
「私(僕)が悪いから?」
「私(僕)が何か変なことを言ったから?」

このように悲観的に考えてしまうことが大半を占めてしまいます。

そう考えると悲しくなるし、傷つくのは嫌だからこそ「私だったらあんな言い方は
しないのに・・」と自分の見方を基準にして相手を当てはめ、「そんなことはない、
向こうが悪いんだ」と相手を悪者にするようになります。
「自分を責めるか、相手を責めるか」の二つの選択肢しかなくなってしまうん
ですよね。


そうではなく、もう一つの選択肢を作って感情にワンクッションおいてみる。

「あんな態度を取ってしまうのは何があるんだろう?」
「あんな言い方をするのは何があるんだろう?」

同じ土壌でも違う種類の種を蒔かれたら違う花が咲くように、相手の土台になって
いる考え方や感情の持ち方・表現の仕方などが違っていると、自分が考えていた
ようなものでない行動や態度・言い方をして当然だと思うんです。

そう考えると相手からしてみれば自分の根本になる観念に沿った行動だからこそ
間違いではないし、自分の考えや感情に対しては「本音」の部分かもしれない。
自分の心に誠実なんですよね。
例えると、国と国の風習や文化の違いを思い浮かべてみてください。
それが相手との間にもある、ということです。

もちろんどんな観念や思考があるのかを完璧に察してあげることは無理ですから、
ぼんやりと「何かがあるんだろうな・・」と感じてあげる。

そうすることで自分も相手も傷つけることがなくなるし、関係を悪くする原因を
和らげることになり、自分の許容範囲も広がってきますよ。

from Tomoe Nakano / Counseling Service

 

幸せな自分を思い描く

イメージというのは大切で、「幸せな自分を思い描きつづける」ことで、より幸せを手に入れやすいというのは、
よく心理学の本などを読んでみると書いてあることですね。

でも、「幸せな自分を思い描く」というのは、言葉では簡単ですが、実際にやってみるととっても難しいです。

僕たちはネガティブに考えることは当然のごとくあります。
実は、このネガティブに考えてしまう自分を許すことが、この「幸せイメージ」の成功の秘訣です。

皆さんは、どんな幸せがほしいでしょうか?
どんな人と幸せになりたいですか?
その幸せには、なにがいるでしょう?
その幸せを感じるためには、どんな自分でいればいいでしょう?

今、あなたは幸せだと思ってみてください。

幸せなあなたは何をしていますか?
誰と生活をしているでしょう?
どんな服を着ていますか?
仕事は何をしていますか?
趣味は?
経済状況は?
どんな家に住んでいますか?
ペットは飼っていますか?
パートナーは居ますか?
お子さんはいらっしゃいますか?

あなたが笑っている顔を思い描いてください。
あなたの周りの人が笑っている顔を思い描いてください。

なぜそれが幸せなのか?
そんなことは考える必要はありません。
今、それを得るために何が足りないのか?
それも必要ありません。

ただ、自分が幸せであるイメージをしつづけてみてください。

もしも。。。
「でも、僕は、私は○○だから」
とか、
「こんなことを考えていたって、現実は。。。」
とか、
「私には、そんな幸せをつかめる力なんてない」
とか、
そんな考えが浮かんできても、かまいません。
そんなときは、ただ、頭を振って、もう一度最初から幸せな自分を思い描いてください。

どうしても、不幸な自分や、幸せを失ってしまう自分を、イメージしてしまう、
つまりネガティブな方へイメージしてしまっても、それもかまいません。
そんなときは、
「私は、この未来はいりません」
と口に出して、あるいは、心の中で、言葉にしてください。

全然、自分が前に進めないなぁと感じたとき。
手段がないなぁと感じたとき。
こんな風にイメージの力を使ってみるのも手かもしれません。

幸せがイメージできなくても、全部いらないって言ってみたときに、
その何にもなくなったところに、希望の光が隠れているかもしれません。

from Atsushi Tamura / Counseling Service

 

変化を楽しもう

引っ越ししたり仕事で異動があったりと環境が大きく変わっていく方がとても多いです。
変化するということは、新しい流れができていることでもあり、とてもいいことですよね。
でも同時に、新しいこと・変化することは、とても怖いものでもあります。

例えそれがどんなにいいものであったとしても、
自分が経験したことのないもの、ハッキリとつかめないものは心は不安に感じてしまうものです。

怖れや不安で一杯の時、
私達は心の中にネガティブなストーリーをつくってしまいます。

ああなったらどうしよう…
また裏切られるんじゃないか…
せっかく積み上げてきたものがなくなってしまう…
いろんなことが面倒だな…
また前みたいに上手くできなかったらどうしよう…
こんなに怖いんだから、きっと悪いことが起こるに違いない…

等など、どんどん思考が悪い方にいってしまいますよね。
そして、ますます怖くなってしまいます。

でも、これは全て心の罠なんですね。
新しいものを手にいれようとする時、昔それが手に入らなかった時の痛みも同時に感じてしまいます。
だから、よくなかった過去のことも沢山でてくるし、自分でいい未来を見るのがすごく怖く感じてしまいす。

でも、ここで本当に大切なのは『最大限に望んでみること』なんです。
不安な時・怖い時『最高を望んでみること』とても勇気が要ります。
でも、ここで使うマインドの力は本当にパワフルです。
良くも悪くも、どんな変化を受け取れるかに大きく影響していきます。

もし、最高を望むのが難しいと感じるなら、
今まで生きてきた中で、自分が困難な時に手をさしのべてくれた人、
限られた時間の中でも一生懸命愛してくれた人、応援してくれた人、
そんな“いい思い出”をひろってみてください。

それはほんの数ピースかもしれないけれど、
普段は思い出さない位些細なことかもしれないけれど、
私達は必ずといっていいほど、いい思い出も持っています。
その小さなカケラを拾い集めて、そして感謝してみましょう。
ただその人達の想いを受け取ってみましょう。
最高を受け取れるように。

あなたにとっての変化を楽しんでみてくださいね。

from Junko Shiota / Counseling Service

 

心の中の観念

僕たちは今まで生きてきた中で、たくさん傷ついてきたと同時に、たくさんのことを学んできました。

良いことも悪いことも、物の見方、考え方、さまざまなものの中に、僕たちが「生きてきた証」があります。

何を感じ、何を考え、物事どう見ていくのか、それは人それぞれであって、そこには良い悪いはありません。

でも僕たちは、時として、自分を幸せにしない考え方や物事の見方に縛られて、身動きができなくなってしまうようです。

また、昔は役に立った考え方や物事の見方が、今はもう役に立たないということもあるかもしれません。

たとえば、

小さいころは別段楽しくなくても、ニコニコ笑っていれば両親から、「あら、かわいいね」と誉められたとしても、

大人になると、「気を使いすぎる人だね」とたしなめられたりという事がままあるようです。

それらの物事の見方や考え方が作られたときには、僕たちが生きていく上で、

「きっと僕を、私を幸せにするに違いない」と考えられたからこそ、出来上がったものなのかもしれません。

ですが、今、現時点で、あなたを幸せにしていく見方、考え方はどれくらいあって、

幸せにしない見方、考え方はいったいどれくらいあるのでしょう?

今回のエクササイズは、そんなあなたの物事の見方、考え方をチェックしてみましょう。

まず、紙と鉛筆を用意してください。

このエクササイズは、あなたの自分に対する正直さが決め手になります。

ゆっくり深呼吸して、体をリラックスさせてからやってみてください。


1.

一番最初に、あなたの名前を書き、あなたがあなたをどう見ているか、あなた自身についてどう考えているかを書きます。

どんな考えが浮かんでもそれを否定せず、直感的に書き込みます。

2.

次にあなたのお父さんの名前を書き、あなたは、お父さんをどう見ているか、「お父さん」というものについて、どう考えているかを書きます。

やはり、どんな考えが浮かんでもそれを否定せず、直感的に書き込みます。

3.

次は、お母さんです。

あなたはお母さんをどう見ているか、「お母さん」というものについて、どう考えているのでしょうか?

4.

最後は、「社会」についてです。

あなたは「社会」について、どう見ているのか、また、どう考えているのかを書きます。

5.

1から4までで書き込んだ内容を、できるだけ「あなたではなく、他人が書いたもの」という、客観的な目で読み返してみます。

それらを見て、あなたはどう感じるでしょうか?

何を感じてもそれらを受け止めて、その感じ方を承認してあげます。

 

この方法は、たとえばあなたのパートナー、あるいはお子様たち、その他お友達や会社の上司など、

あなたをとりまくありとあらゆるものに対して使用可能です。

コツとしては、できるだけその人個人と、その人の存在、

たとえば会社の上司ならば、「○○部長、そして、『上司』というものは?」と言う風に、

2重にして、あなたがどう見て、どう考えているのかを直感的に聞いてみると言うのがよいようです。

あなた自身が、あなたの身の回りの物事をどう判断し、どう考えるのか。

あなたを幸せにする見方と、幸せにしない見方をチェックする上で、

このエクササイズを使ってみてください。


 

from Atsushi Tamura / Counseling Service